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赤目四十八滝と曽爾高原 [国内旅行]

2014年11月4日(火)曇後晴

今年の紅葉ツアーは赤目四十八滝と曽爾高原にしました。
途中、針テラスで休憩して10時40分、赤目四十八滝に到着。

地元の方の案内を聞いてからの出発ですが、説明が長い。
3時間しか滞在時間がないのに、20分くらい説明がありました。

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紅葉ツアーのつもりで来たのですが、青々としていて全く紅葉していません。
今年は冷え込んだと思ったら、その後は暖かくなってしまって、まだ2~3週間くらい早い感じです。

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「赤目」の由来になる、「赤目牛」です。
その昔、役の小角が、滝に向って行を修めると、不動明王が牛に乗って現れました。
その牛の目が赤かったので、赤目と名付けられそうな。

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不動滝です。赤目五瀑の一つ。
高さ15m、幅7m、滝壺の深さ10m。
不動明王に因んで名付けられました。
「 滝参り」とは、この滝にお参りする事を意味し、
明治の中頃までは、ここから奥へは入れなかったそうです。

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千手滝です。赤目五瀑の一つ。
高さ15m、幅4m、滝壺の深さ20m。
複雑な形の岩を伝って千手のように水が落ちる美しい姿から名付けられました。
正面には茶店がありますが、なんか買わへんと座れません。

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貧乏なので、横っちょから滝を眺めながらお弁を使います。
ツアーでいただいたお弁当です。
う~ん、かなりショボイです。

紅葉はしていませんが、滝音を聞きながら滝を眺め、鳥のさえずりを耳にして、
風を感じながら飲むお酒は最高です。

ゆっくり食事をしてから、歩き始めます。

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布曳滝です。赤目五瀑の一つ。
高さ30m、滝壺の深さ30m。
白布を長々をたらしたような姿から名付けられました。

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竜ケ壺です。
滝と思うのですが、滝の名前は付いていませんでした。
ちなみに、四十八滝とは非常に多いとゆう意味で名付けられています。

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陰陽滝です。
長さ(高さじゃなくて)20m、深さ3m、幅は20m。
陽は滝の流れ、陰は滝壺の事だそうです。

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ようやく、紅葉しているところがありました。

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ずっと曇っていたのですが、お天道様が出てきて綺麗です。

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百畳岩です。
広々としていて、気持ちのいい場所です。

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七色岩です。
岩の上に、マツ・モミ・カエデ・サクラ・アカギ・ウメモドキ・ツツジの7種類の植物が自生して、
七色に見えるところから命名されたそうです。

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姉妹滝です。
大小ふたつに分かれて落ちる滝です。
右側が姉滝、左側が妹滝だそうです。

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柿窪滝です。
高さ5m、滝壺の深さ10m。
清流を枝とすれば、滝壺が柿の実のように見える事から、名付けられたそうです。

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雨降滝です。
岩を伝って、雨が降るように飛沫が落ちてきます。

今回の撮影では、NDフィルターを使ってスローシャッターで撮ったですが、
さすがに手持ちでは、ほぼブレブレになってしまいました。
三脚を持っていったのですが。、ゆっくり撮影している時間がないので、使いませんでした。

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骸骨滝です。
落ち口に骸骨に似た岩が横たわっているそうですが、よう分かりません。

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斜滝です。
川の流れが斜めに変わって落ちている滝だそうです。
だんだんと名前のレパートリーがなくなってきたのか?

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荷担滝です。赤目五瀑の一つ。
高さ8m。
岩を挟んで二つに分かれて流れ落ちる様子から名付けられました。
赤目四十八滝のシンボル的な滝です。

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角度を変えて、パチリ。

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雛段滝です。

一番奥まで行きたかったのですが、バスの集合時間まで1時間くらいだったので、
諦めてここから戻りました。

無事、戻ってきて時間があったので、
「日本サンショウウオセンター」で、サンショウウオを見ました。

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まだまだ子供です。

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かなり大人です。
サンショウウオの名は、体山椒に似た香りがある種がいることによるものだそうです。

再びバスに乗って、曽爾高原へ。

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天気が良くて、ススキの穂が綺麗に輝いています。
ちょっと盛りを過ぎて、穂が開き始めていますが、気持ちのいい風景です。

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お亀池です。
水はほとんど無く、湿原になっています。
夜はライトアップされるようです。

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お亀池の周りをぐるっと歩いて、銀色に輝くススキを楽しみます。
ススキしかないやんとゆう声も聞こえてきますが、ススキを楽しみところです。

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1時間半の時間をもらっていて、時間が余ったので亀山峠まで山を登ってみます。

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亀山峠からの眺めも、なかなかええもんです。
約38ヘクタールの広さがあるそうです。

ススキは夕方になると、夕日に穂が乱反射してキラキラと黄金色に輝くのですが、
バスの集合時間が16時45分で、夕日には早すぎました。

公共バスもありますが、そちらも最終バスでも夕日には早く、
マイカーで来ないと黄金色のススキは見られません。

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熊野古道ハイキング 滝尻王子~高原熊野神社 [国内旅行]

2014年9月29日(月)晴

バスツアーを利用して、熊野古道を歩きます。
熊野古道は人気で、1ヶ月以上前に申し込んだのですが、キャンセル待ちでした。
あかんかなと諦めかけていたら、2週間くらいしてようやくキャンセルが出て参加する事が出来ました。

梅田を出発して、紀ノ川SAで1回トイレ休憩をはさんで、
渋滞に巻き込まれることもなく、滝尻王子に到着です。

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滝尻王子の入口には、世界遺産登録を記念した石碑がありました。

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滝尻王子は、九十九王子の中でも社格の高い「五体王子」の中のひとつで、
ここからが神域のはじまりです。
語り部さんの説明を聞いてから、旅の安全を祈願しました。

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道を挟んで、こちらは熊野古道館です。
熊野古道に関する資料が展示されています。

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平安衣装です。
ほんまに、こんな恰好で歩いたんでしょうか。
歩きにくいと思うんやけど・・・。

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後鳥羽院熊野御幸記です。
藤原定家が後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した際の23日間の日記です。

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滝尻茶屋の店先に梅干が干してありました。
田辺市は、梅干しの産地です。田辺市とみなべ町で、全国の5割の近くを生産しています。

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田辺市からのプレゼントで梅干しを貰いました。
1個300円する梅干しだそうです。ひぇ~。

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語り部さんの説明がすんで、昼食です。
お弁当が配られて、滝尻王子宮の境内でいただきます。

みんなでストレッチをしてから、いざ出発です。
前回3月に古道を歩いたときは、中辺路ルートのゴールのほうを歩きましたが、
今回はスタート地点から歩きます。

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起点の標識が立っています。

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スタートして、いきなりの急坂です。
ほとんどの人が杖をついて歩いています。
ジジィパワーを発揮して、頑張ります。

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すぐのところに大きな岩がありました。
カンボジアのタ・プロム遺跡のようです。

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胎内くぐりです。
この岩と岩とのすきまを這うようにくぐりぬけると女性の場合は安産祈願、
男性の場合は生まれ変われるそうですが、ツアーなのでくぐったらあかんと言われて断念しました。

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乳岩です。
この岩からしたたり落ちる乳で、生まれたばかりの藤原秀衡の子どもを
守ったという伝説が残る岩だそうです。

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出発してから40分で、不寝王子に到着です。
頻繁に休憩するので、めっちゃ時間がかかりました。

ここに社があったかどうかは定かではありませんが、
山賊の見張りを寝ずにしたということから名前が付いたという説もあるそうです。
滝尻王子は標高82mで、不寝王子が標高198mですので、約100m登ってきました。

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道が木の根道に変わりました。
登るのはしんどいですが、眺めるには綺麗です。

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剣ノ山の山頂に着きました。
標高371mです。滝尻王子から約290m登ってきました。
1時間20くらいかかりました、標高はたいしたことないですが、
ずっと登りだったので結構しんどかったです。

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剣ノ山経塚跡です。
ここから熊野本宮へかけて九品の門が建ち、ここには最初の下品下生の門があったといわれています。
この経塚跡は、教典を経筒に入れ、それを壺に収めて地中に埋めた所です。
教典と経筒は盗掘されました。

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道になんか落ちてると思ったら、リスの巣でした。
リスは、ときどきこうして巣を作り直すそうです。

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滝尻王子から1.5km歩いて来ました。
高原熊野神社まで、あと2.2kmです。

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途中、ちょっと古道から外れて、飯盛山(めしもりやま)展望台に寄りました。
標高は剣ノ山より低いですが、なかなか、ええ眺めです。
この日は、晴れていて気温は28℃くらいで暑かったです。
蝉が鳴いていて、秋とゆうよりは夏とゆう感じです。

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古道に戻って、このあたりからは檜が多いです。

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後で知りましたが、檜の名前の由来です。

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針地蔵尊です。
歯が痛いときにお参りすると治るといわれ、お礼参りの際に糸と3本の針で作った鳥居を奉納するそうです。

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再び、登り坂です。
この道中の難行苦行が一切の罪業を消滅させるという信仰でもありますので、
しんどいのが有難いのです。

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名前は忘れましたが、この実から油を取るそうです。

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お茶の花です。
自然に咲いているお茶を初めて見ました。

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コスモス。
暑いですが、秋を感じさせてくれます。

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標識7番。
3.5km歩いてきました、あと少しでゴールです。

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道が平坦になって余裕が出てきたので、花をパチリ。

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6本手の地蔵です。

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高原熊野神社です。
春日造の本殿は室町時代前期の様式です。熊野古道「中辺路」で最古の建物といわれています。
この神社のクスノキは樹齢が800年とも1000年とも言われていて、立派なクスノキです。

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高原霧の里休憩所からの眺めです。
手前には棚田が広がり、向こう側には果無山脈が続いています
稲刈りが終わって、日本やなぁーと感じる風景です。

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水車が回っていて、なかなかええ感じです。
イーデスハンソンさんの家が、この近所にあるそうです。

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ススキには、まだ少し早いですね。

山を下って、バスが待っている古道の里・中辺路まで歩きます。
バスに乗って、紀州梅干を作っている工場の見学です。

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漬込みタンクです。

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田舎漬製造ラインですが、就業間際で後片付けしてはりました。
南高梅は全国的に有名ですが、発祥の地が南部高校で、
その名前の由来ともなったとの説明を聞いて、初めて知りました。
販売も行っていて、みなさんお土産に購入されていました。

今日は結構ハードなコースでしたが、ちょとは功徳を積めたでしょうか。

ゆっくりしたペースで歩きましたが、行程に遅れはありませんでした。
健脚な人は20km以上歩くようですが、語り部さんの話を聞きながら
写真を撮りながら歩くのがええなぁと思います。



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伊吹山 お花畑 [国内旅行]

2014年8月4日(月)曇時々雨

伊吹山に登ってみたくて、バスツアーで行くことに。
天気予報では、午後から雨になっていました。
伊吹山ドライブウェイが通行止めになると、長浜市の散策に変更になります。

渋滞もなく、烏丸半島に到着。

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ここは、花ハスの群生地になっています。

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ハスの色が鮮やかで、目を楽しませてくれます。
30分間の自由時間だったのですが、久々の写真撮影が楽しくて、あっとゆう間に時間が過ぎました。

しかし、集合時間になっても現れない人が・・・。
添乗員さんが電話をかけたりして、15分ほど遅れて、やっと来ました。
早く伊吹山に行きたいのにロスは痛いです。

お弁当が車中で配られて、バスの中で食べている人が多かったです。
私は、伊吹山に着いてから食べようと思っていました。
ドライブウェイは開通していて、グングンと高度を上げて登っていきます。
高度が上がるほどに、霧が濃くなってきます。

山頂の駐車場に到着。
標高は、1260mです。
霧の中、お弁当を食べました。景色はまったく見えません。
こんなことなら、バスの中で食べたらよかった・・・失敗です。

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霧の中、山頂を目指して西登山道を登っていきます。
登山道は整備されていて、登りやすいです。

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メタカラコウです。
花の名前は、家に帰ってから調べました。
間違っているものがあるかも知れませんが、間違っていたら、ごめんなさい。

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遠くに目をやると、メタカラコウが群生していますが、遠くは霞んで見えません。

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名前は、分かりませんでした。
色鮮やかで綺麗です。

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クガイソウです。
ルリトラノオと、よく似ています。
露が付いて、綺麗です。

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クルマバナです。

バスで横に座っていたオジさんが、シモツケソウの群生が綺麗やでと教えてくれたのですが、
フジテンニンソウやアカソ等の繁殖で群生が衰退して、なくなっていました。
網で囲って、シモツケソウ群落再生事業を行っていました。

シモツケソウが衰退した理由は、温暖化など色々な問題があるのでしょうが、
人が手を入れなかったのも一つの原因だと思います。
自然は手付かずにとゆう考えもあるでしょうが、ある程度保護していくことが大事だと思います。

オジさんは、伊吹山には何度も登っていて、伊吹山お花畑の小冊子をくれました。
親切なオジさんに感謝です。おおきにありがとうございました。

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山頂で~す。
標高は1377mです。
117mの登山でしたが、20分くらいで登ってきて、ぜんぜん登り足りないです。

下りは、東登山道をいきます。
東登山道は、下り専用となっています。

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ミツバベンケイソウです。

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シシウドです。
下っているうちに、雨がメッチャ降ってきて、写真どころではなくなりました。

駐車場まで戻ってきて、小休止です。
ヤッケで歩いていたので、ビショビショになりました。
雨が上がって時間があったので、中央登山道を登ってみます。

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イブキトラノオです。
風で動くのを虎の尾にたとえた名前です。

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シモツケソウです。
可憐な花です。
昔、下野とゆう国があり、そこにこの草が沢山生えていたので、この名前になりました。

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名前は分かりません。
雨粒が綺麗です。

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ヤマアジサイです。

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ホタルノブクロです。
子供がホタルをこの花の中に入れてお家に持って帰ったので、この名前になったそうです。

集合時間がせまってきたので、駐車場に戻ってきました。

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帰る頃になって霧が晴れてきました。
雲が湧き上がってきて綺麗です。

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メタカラコウの群生も目立つようになってきました。

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醒ヶ井に寄りました。
地蔵川です。すごく澄んだ水で、水温は15℃だそうです。
ラムネを冷やして売っていましたが、それは冷蔵庫で冷やすほうがええんちゃうん。

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梅花藻です。キンポウゲ科の水生多年草で、清流でしか育ちません。
直径1.5cmほどの小さな花です。梅の花に似ているので、この名前がつきました。

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ピンクの花は、なんなのか分かりませんが、コントラストが綺麗です。

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地蔵川の源流にあたります。
居醒の清水です。
日本武尊が大蛇退治で弱った体を、この清水で癒したとゆう伝説が残っています。

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中山道の宿場町として栄え、今も古い町並みが残っています。

大阪に戻ってきたら、雨はやんでいました。
今度は、天気がええときに伊吹山に登りたいです。
できたら、一合目から登りたいなぁ。

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サントリー京都ビール工場 工場見学 [国内旅行]

2014年6月16日(月)曇

モルツ~モルツ~モルツ~モルツ~♫
うまいんだなぁ~これが!

暑くなるとビールがさらに美味しくなります。
とゆうわけで、サントリー京都ビール工場へやってきました。

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阪急 西山天王山駅から歩いて10分くらいで到着です。

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受付を済ませて、ロビーで待ちます。
サントリービールの代名詞にもなった「プレミアムモルツ」のロゴが壁にあります。

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壁にズラッと並んだプレモル・・・美味しそうです。

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ロビーから眺める庭園も綺麗です。

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時間がきて、工場見学のスタートです。
山崎蒸溜所のガイドさんはお兄さんでしたが、ここでは綺麗なお姉さんが案内してくれます。
上手な説明で分かりやすかったです。

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ロビーから外に出ると、ビールの生命ともいえるホップが栽培されていました。

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工場まで歩いてエレベーターで2階に上がっていきます。
大きなタンクはビールを発酵させるタンクです。
一基約330kℓ、高さ約20mあって、毎日大ビンを1本飲んで1400年分入るそうです。

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仕込み槽です。
砕いた麦芽に天然水を加え適度な温度にすると、麦芽中のでんぷんが糖にかわります。
その後にホップを加えて煮沸し、ホップの香りと苦味を持った「麦汁」をつくります。
この場所はとっても暑いです。夏場は50℃くらいになるそうです。

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プレモルの原材料は、「天然水」・「麦」・「ホップ」のみです。
ビールに天然水を使っているのは、サントリーだけだそうです。
原料の二条大麦を食べさせてくれました。香ばしくて美味しかったです。
ホップの香りを嗅がせてもらいましたが、苦味を凝縮した香りでええ匂いではなかったです。

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貯酒タンクです。
ここは打って変わって涼しいです。それもそのはずです。タンクは0℃に保たれています。
発酵が終了した「若ビール」をタンクの中で熟成させます。
熟成の度合いは人間の舌で判断します。

昼食前に時間に味見する(空腹時が一番味覚が敏感になるから)そうですが、仕事とはいえやりたくないですね。体調管理や匂いなどにも気を付けないといけないので大変だと思います。なーんも考えんで飲むのが一番えぇですね。

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ろ過工程です。
熟成を終えたビールからオリや酵母を完全に取り除きます。
ここであの黄金色に澄んだ生ビールができるんですねー。
生ビールとは、熱処理されていないビールのことで、缶ビールであっても熱処理されてないものは生ビールになります。

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缶に詰めています。
ものすごい速さで回っています。ようこぼれへんこっちゃと感心します。
酸素が入らないように炭酸ガスを吹きかけてからビールを入れたり、蓋をしていくそうです。

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工場を出て試飲場所へバスで移動です。
工場内には出荷を待つビール達がいっぱいです。

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いよいよお楽しみの試飲会場へ到着。

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まず一杯目は、プレミアムモルツを頂きます。
香りがいいですねー。
泡まで美味しいです。

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おツマミをつまみながら、庭の景色を眺めながら、
出来たてのビールを味わう・・・幸せな時間です。

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2杯目はモルツ・ドラフトにしました。
飲食店で出しているビールです。
プレモルに比べたらあっさりした飲み口です。
好き好きでしょうが、プレモルのほうが好きです。
なので、もう一杯はプレモルにしました。

約60分の工場見学が終了しました。
昔はサントリービールは嫌いだったのですが、モルツが出てから見方が変わって、
プレモルのこだわりの美味しさが分かって楽しかったです。

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サントリー山崎蒸溜所 ガイドツアー [国内旅行]

2014年5月27日(火)曇

ウイスキーが、お好きでしょ~♫ 
ハーイ、大好きで~す。
とゆうわけで、サントリー山崎蒸溜所へやってきました。

無料のガイドツアーに申し込みました。
最寄駅は、JR山崎か阪急大山崎です。
どちらからも歩いて10分くらいです。

工場の入口で受付してもらいます。
11時からのツアーに申し込んだのですが、満員になっていました。
人気があるんですねー。
受付でインターネット予約特典の工場オリジナルグッズを頂きました。
中身は、ロックグラスでした。

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ウイスキー館です。
ここの2階からガイドツアーはスタートします。
ツアーに参加しなくても、ここの1階でウイスキーを飲むことができます。

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ウイスキー館の前には綺麗な花が咲いていました。

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ガイドのお兄さんに連れられて、ガイドツアーの開始です。
外に出ると、サントリー創業者の鳥井信治郎さんと元サントリー会長の佐治敬三さんです。

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工場に入る前に手をアルコール消毒します。
ウイスキーとビールと焼酎の違いを聞いてから、まずは仕込・発酵室へと入っていきます。

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原料となる二条大麦です。
これを発芽・乾燥させて麦芽にします。

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左手には、ステンレスの仕込槽があります。
麦芽を細かく砕いて、温水とともに入れます。
デンプンが糖分に変わり、時間をかけて濾過して、麦汁(糖分14%)をつくります。
工場の中は、麦汁の甘い香りでいっぱいです。

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右手には、発酵槽があります。
麦汁に酵母を加えます。
酵母の働きにより、アルコール(約7%)を造り出し、
木桶由来の乳酸菌などにより独特の香味成分を造り出していきます。
造る場所によって、乳酸菌が変わるので味も違ってきます。
発酵槽は木桶中心ですが、ステンレスのものもあります。

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蒸溜室です。
右側が初溜釜で、左側が再溜釜です。2回蒸溜します。

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2回の蒸溜によって、無色透明のニューポット(アルコール分約70%)が流れています。
蒸溜室を出たところで、匂いをかぐことが出来ます。

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蒸溜釜は、ストレート型とバジル型の2種類を使っています。
ストレートなものほど、蒸溜しても成分が そのまま残りやすく、重厚な味になるのだそうです。

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貯蔵庫です。
ずらっと並んだ樽樽樽・・・。熟成を待っています。
貯蔵庫へ入る前に、ガイドさんが匂いがきついので気分が悪くなったらゆうて下さいとゆうてましたが、
確かに強烈な匂いです。アルコールに弱い方なら、この匂いだけで酔っ払ってしまうんとちゃうかな。

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熟成の進み具合が見られます。
右が4年、左が12年です。
色がまったく違っています。量も12年のほうは、かなり減っています。

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ここの蒸溜所では、5種類の樽を使っています。
それによって、いろいろなシングルモルトを造り出すことが出来ます。
いろいろなシングルモルトを造り出すことによって、それらをブレンドすることによって様々なブレンドウィスキーを造り出すことが出来るのです。

ウィスキーの本場スコットランドでは、数多くの蒸溜所が存在し、各蒸溜所で造られたシングルモルトがありますが、日本国内にはウィスキー蒸溜所はわずかしか存在しません。そこで、日本人の好みに合った、多様なウィスキーを開発したいという願いから、単一の蒸溜所でこのような多彩なシングルモルトを造り出すことにしたのだそうです。ここにサントリーのウィスキーづくりにかけた意気込みが感じられます。

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工場を出たら滝と池がありました。
ウイスキー造りの生命は、水です。
山崎峡あたりの水は万葉の昔から水生野(みなせの)と呼ばれた名水の里でした。
茶道を究めた千利休も、この水でお茶をたてたと言われています。

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ツアーのお楽しみ試飲の時間です。

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この日の試飲は、まずは山崎のハイボールからです。
山崎は12年が飲みたかったので、ちょっと残念ですが、甘味があってふくよかで美味しいです。
チェイサーは、もちろん山崎の湧水です。美味しい水です。

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おつまみは、ナッツ類とチョコレートです。
もう1種類のウイスキー白州をお代わりして、飲み比べです。
白州は初めて飲みましたが、山崎に比べて硬質な感じです。
日本酒でいえば、辛口でしょうか。

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今度は、2種類をストレートで飲み比べです。
ハイボールだと山崎のほうが美味しかったですが、ストレートだと白州のほうが美味しかったです。
飲み方や、料理との相性などで、感じ方はがらっと変わるので、そこがお酒の奥の深さと面白さだなと改めて思いながら・・・ええ心持ちになった1時間でした。
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熊野古道ハイキング 発心門王子~熊野本宮大社 [国内旅行]

2014年3月29日(土)曇後雨

以前から行きたいと思っていた熊野古道にツアーで行くことに。
梅田からバス2台で出発です。

私が乗ったバスは33人の参加です。
二人掛けのところに一人で座れたので楽です。
参加者は若い人から年配の方まで老若男女いろいろです。
最高齢は84歳のお父さんが参加してはりました。

ほんまは継桜王子から熊野本宮大社のコースを歩きたかったのですが、
22.1kmを6時間50分で歩けるかどうか自信がなく、気軽に歩けるコースにしました。

一度トイレ休憩をはさんで4時間ほどで、熊野古道に到着。
熊野本宮大社からは、語り部さんが乗り込んできて、一気に熊野詣で気分です。

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発心門王子です。
発心門王子から熊野本宮大社のコースは人気のコースで、
後鳥羽院・藤原定家・和泉式部も歩いたとされています。

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発心門王子で語り部さんの話を聞いてから昼食です。
熊野のはいきんぐ弁当です。美味しかったですが、量が少なかったです。

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みんなでストレッチをしてから、出発です。
発心門王子からは、出発熊野本宮大社の神域となります。
熊野古道が世界遺産に登録されてから10年になります。

語り部さんの話を聞きながらのハイキングなので、かなりゆっくりとしたペースで歩いていきます。

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何気ないない風景が旅心を盛り上げます。

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発心門王子から水呑王子までは、舗装された道を歩いていきます。

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番号が書かれた道標がありますが、1つ番号が増減すると500m歩いたことになり、非常に分かりやすいです。

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熊野古道には所々にお地蔵さんがあります。
これは、歯痛のお地蔵さんです。
昔は歯医者に行くのにも泊りがけだったそうで、なかなか歯医者にかかれずお地蔵さんを頼ったのでしょうね。
私は虫歯治療中だったのでお祈りしました。

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水呑王子です。
緑泥片岩で出来た碑です。
右側にある2対のお地蔵さんは、腰痛のお地蔵さんです。
私は腰痛持ちなのでお祈りしました。

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水呑王子は元は小学校のあった敷地にあります。
廃校になった小学校です。

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水呑王子を過ぎると地道になって、「蘇生の森 熊野古道」の碑があります。

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針葉樹林の中を歩いていくのは、とっても気持ちがいいです。
森林浴は午前中にするのがいいそうで、ちょっと遅かったですが・・・。

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語り部さんが通行手形のコピーを見せながら説明してくれます。
通行手形は、今ならパスポートのようなものにあたります。

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茶畑の緑が目に優しいです。

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伏拝王子の坂を登りきる前に桜が出迎えてくれています。

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伏拝王子からの眺めです。
本宮旧社地の森が遠望できます。
参詣者はここから大社の社殿を伏し拝んだといわれています。
私たちも、ここでちょっと休憩です。
茶屋があって温泉コーヒーを出しています。

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発心門王子から3.6km歩いてきました。
本宮大社まで、あと3.3kmです。

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三軒茶屋跡です。
一軒ですが、屋根を三層にして三軒茶屋を表しています。

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「右かうや十九り半 左きみい寺三十一り半」と刻み込まれています。
三軒茶屋は、果無峠を経て熊野と高野を結ぶ果無街道と中辺路街道の分岐点でした。

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ちょっとより道の看板があり、坂を登っていきます。

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眼下には熊野川がとうとうと流れています。

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大斎原(おおゆのはら)の鳥居(熊野本宮大社の旧社地の鳥居)が見えています。
黒い鳥居です。

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ぞろぞろと歩いている様は、蟻の熊野参りのようです。

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大阪にはない花。
こしょの花です。
語り部さんが教えてくれました。

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祓所王子です。
この王子は現熊野本宮大社のすぐ裏手にあたります。
ここは旅のけがれを祓い清める潔斎所であったものとみられています。

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八咫ポストです。
黒い郵便ポストの上に八咫烏が乗っています。

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桜が満開で迎えてくれています。

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手を清めてから、熊野本宮大社にお参りです。
神門から入っていきます。

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右から本宮の証誠殿、結宮の中御前、西御前です。

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お参りを済ませて階段を下りていきます。
かなり急な階段です。

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階段を下りきると熊野本宮大社の鳥居です。
こちらからお参りするときは、階段を上っていかないといけません。

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熊野本宮館で熊野太鼓連の演舞が行われいました。

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演舞を見たあとに、今回のツアー客には豚汁が振舞われいました。
よく歩いたあとなので、お腹に染み入ります。

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ゆるキャラ、八咫之助です。
ゆるキャラといいながら、カラスなので目が怖いです。

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本宮館の中には色んな展示品もあります。
蟻の熊野参りのジオラマです。

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川辺に行くと、桜と大鳥居が綺麗に並んで見えました。

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大斎原の大鳥居です。
高さ約34m、幅約42mです。日本一の大鳥居です。

この日は曇っていて後半はポツポツと雨が降ってきましたが、なんとか持ってくれました。

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帰りのバス車中で、熊野古道中辺路押印帳をいただきました。
熊野古道は色々なルートがあるので、また歩いてみたいです。

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こちらは、熊野古道 花の写真集で、花と歩く旅です。
花を愛でながら、熊野古道を歩くのも楽しそうです。

帰り道は雨が土砂降りになって、高速道路は50km規制になって大渋滞でした。

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日生カキ食べ放題と倉敷美観地区 [国内旅行]

2014年2月25日(火)晴

グルメツアー第2弾として選んだのは、カキ食べ放題ツアーです。
いつものように梅田からの出発です。

乗客は9割弱で、カキはあんまり人気がないのでしょうか?
カキは好きな人は好きですが、まったく食べられない人もいてて、好き嫌いが分かれるところですね。

途中一回休憩をはさんで、児島駅近くのレストランへ。
食べ放題は、ツアー客相手のみに行っているようです。

メニューで~す。

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カキしゃぶ鍋です。
カキは小ぶりのカキです。じゃんじゃん放り込んでいきます。

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カキフライとカキころ煮です。
カキフライは熱々じゃなくて、甘いソースとポン酢しかなくて、タルタルソースが欲しかったです。
カキころ煮は甘い味付けで、イマイチでした。

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焼きガキです。
安全を考えてか、一度蒸してあります。
固形燃料での焼きなので、なかなか焼けません。

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カキ飯です。
カキが少ないです。

50分食べ放題のスタートです。
よーし、食べるどー。

ビールとお酒を注文して、ひたすら食べます。
今回のツアーは女性客が圧倒的に多いです。
カニのときは、男性も多かったのですが、カキ好きは女性のほうが多いのでしょうか?

中には、10個くらい食べてすぐに終了してはる人もいてはりました。
それやったら、食べ放題ツアーじゃないほうがええように思うのですが・・・。

概ね、よく食べてはりました。
50分ギリギリまで食べてはる人も多かったです。
メニューの中では焼きガキが一番美味しかったです。
20個くらい焼いたかな。
あと、いろいろと合わせて150個くらい食べました。
ごっつおっさんでした。

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レストランの前には、児島湾が広がっています。
晴れているのですが、PM2.5の影響などで霞んでいます。
橋を渡れば香川県です。

倉敷へ移動して、美観地区の散策です。
1時間半の時間をもらいました。

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大橋家住宅です。
大橋家は倉敷町屋の典型を示す代表的な建物で、主屋や長屋門・米蔵・内蔵の4棟が、昭和53年(1978)国の重要文化財の指定を受けています。
時間があれば中を見たいのですが、時間がないので表から見ただけです。

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倉敷といえば、大原美術館です。
1930年(昭和5年)に日本で最初の近代西洋美術館で、 倉敷を基盤に幅広く活躍した実業家大原孫三郎が、 洋画家児島虎次郎が収集した西洋絵画の展示の為に造られました。

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有鄰荘です。
大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の旧別邸です。独特の製法で焼かれた瓦は、見る角度によって緑色に光り、地元では「緑御殿」とも呼ばれています。

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倉敷川と白壁の建物。
なんとも風情がありますなー。
倉敷は美容学校に通っていたときにサイクリングで一度来たことがありますが、今度はゆっくりと訪れたいです。

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星野仙一記念館です。
星野仙一は倉敷の出身だったのですね。知りませんでした。
美観地区にはそぐはない建物ですが、奥まったところにあるのでよしとしましょう。

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倉敷アイビースクエアです。
蔦が綺麗です。
倉敷アイビースクエアのシンボルでもある赤レンガと蔦は、紡績工場であった当時、 大原孫三郎氏の「自然と調和しながら健康的な労働環境を」という信念の基に植えられていました。

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本町通りです。
人力車に乗って観光してはる人もいてました。

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一歩路地に入ると人もいなくて、ひっそりとしています。
なまこ壁が綺麗です。

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備前焼の店もあります。
埴輪がでーんといてましたが、埴輪も備前焼で出来ているのでしょうか?

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中国銀行倉敷本町出張所です。
第一合同銀行の倉敷支店として,大正11年に竣工したルネサンス風の建物です。総社市出身の薬師寺主計が設計しました。彼は大原美術館や有隣荘など,大原家関連の建物の多くに関わった建築家です。

1時間半の時間は、あっとゆう間に過ぎて帰路に着きました。
倉敷は時間をたっぷりと取って、ゆっくりと過ごすのがいいですね。

高速道路は渋滞していました。
いつも渋滞していて、何か解決策はないもんなんでしょうか。
いつも疑問に思います。

30年ぶりの倉敷、30年前と変わらぬ風景でした。
いつまでも残って欲しい風景です。

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高知市と安芸市 [国内旅行]

2014年2月14日(金)高知雨後曇 大阪曇

今朝も早い旅立ちで、朝食を食べることは出来ずに、チェックアウトです。
このホテルはJR高知駅まで、1.5kmくらいとちょっと遠いのが玉に瑕です。

駅のロッカーに荷物を預けて、JRと土佐くろしお鉄道を乗り継いで安芸に向かいます。
安芸と聞けば阪神タイガースと思いますが、1軍は今は沖縄でキャンプですね。

安芸駅は無料のレンタサイクルがあるのですが、生憎の雨なので歩いて観光に。
高知市は龍馬でしたが、安芸市では岩崎弥太郎です。

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まずは、野良時計からです。
土居村(当時)の大地主の息子として生まれた畠中源馬氏が、明治20年(1887年)アメリカ産の八角中の掛け時計を見て時計の仕組みに興味を持ち、自ら時計を分解して研究し、時計の仕組みを独学で学び、幾度となく改良を試み、分銅から歯車までのすべての部品を、たった一人で作り上げたと言われます。すごい人がいたもんですね。

すぐ近くに土居廊中があります。
土居廓中は、戦国期に築かれた安芸城を中心に、江戸時代、ここに大規模な屋敷を構えた土佐藩家老五藤家により形成された武家町です。

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瓦と玉石を使った塀など、風情があります。
この中の1軒、野村家だけが一般公開されているのですが、閉まっていました。
雨やし、観光客も少ないので、開けへんかったんでしょうか。

天気がよければ、のんびり散策してもよかったのですが、次に向かいます。

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岩崎弥太郎生家です。
弥太郎の曾祖父、弥次右衛門が建てた家で、当時の中農の標準的な家です。
弥太郎は、三菱財閥の創業者で初代総帥です。
海援隊の会計を担当していたのも弥太郎でした。

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土蔵には、山内家の家紋があります。
三菱のマークの形をしてますね。

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安芸駅近くの上江ノ川公園には、岩崎弥太郎の銅像があります。
堂々とした姿で迫力があります。

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約2時間あまり歩いて安芸駅に戻ってきました。
安芸駅には、タイガース仕様の電車が車庫に入っていました。
先頭車両には必勝祈願のVマークが付いています。
今年のタイガースの成績はどうでしょうか。

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高知駅に戻ってきました。
駅の大屋根は、くじらドームと呼ばれているそうです。

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高知駅前には、坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の三志士像があるのですが、
坂本龍馬 只今、脱藩中 と書かれていて、メンテナンス中でした。

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高知県にある施設や宿泊所などで、スタンプを集めると龍馬パスポートが貰えます。
駅前に申請所があって、パスポートをゲットしました。
これで龍馬の小ファンから中ファンくらいにはなったかな?
パスポートは6段階のグレードアップになっています。

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こちらも駅前にある、「龍馬伝」幕末志士社中です。
大河ドラマ「龍馬伝」で使われた龍馬の生家セットを再現しています。

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家の入口です。
ここに座って、写真を撮るのが人気だそうです。

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龍馬の部屋です。
私はドラマを見ていなかったのですが、見ていた人なら感慨深いものがあるでしょうね。
ドラマのセットとはいえ、手の込んだところは見応えがありました。

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高知駅から歩いて15分くらいのところに、高知市大川筋 武家屋敷資料館があります。

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武家屋敷の典型的な造りで、書院造りとなっています。
安芸で武家屋敷が見られなかったので、こちらで見られてよかったです。

高知駅前にある、とさてらすには観光情報やパンフレットがいっぱいあります。
高知駅から旅を始める人は寄ってから旅を始めるといいかと思います。

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その中に、土佐弁を紹介するコーナーがありました。
「~が」は、「~の」とゆう意味だそうです。
使い方とイラストが面白かったです。

名残惜しいですが、飛行機の時間が迫ってきて、バスに乗り込みました。
前日に天気予報を見ていたら、大阪は20cmくらいの積雪になるかもとゆうてましたが、
飛行機は15分ほど遅れましたが、欠航になることなく無事、伊丹空港に着きました。

また龍馬パスポートを使うときが来るのを楽しみにしています。

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高知市と安芸市 [国内旅行]

2014年2月13日(木)曇

今回泊まっているホテルでは、100円で朝食が食べられるのですが、7時からの朝食となっていて早立ちだったので食べられませんでした。

旅先に高知を選んだ理由は、龍馬に会いにいこうと思ったからです。
で、龍馬といえば桂浜を外すわけにはいきません。
高校のときも行きましたが、もう一度会いに行きます。

MY遊バスとゆうバスで1日乗り放題券を購入。
このバスは始発が9:08(はりまや橋)と遅いのですが、特典として南はりまや橋から桂浜まで1回だけ乗車できます。このバスは朝早くから走っています。

とゆうわけで、8時に桂浜到着。

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早速、龍馬に会いにいきました。
早朝で天気が悪く寒いので人がほとんどいてません。
久しぶりに会った竜馬は、凛々しいです。

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桂浜を散歩です。
海はかなり荒れていました。
人が少ないと思っていて、のんびり散歩していたら、団体客がやってきてどっと混みました。

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竜頭岬から龍王宮まで歩いて、階段を上ると高知県立坂本龍馬記念館があります。
龍馬の手紙などが展示されていて興味深いです。
龍馬が書く文字は、大きかったり小さかったりとコロコロと変わって、龍馬のおおらかさを現しているように感じました。

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ジョン万次郎の掛け軸があり、こちらも興味深かったです。

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2階には龍馬が暗殺された「近江屋」が実物大で復元されています。
屋上からは雄大な海が見られるのですが、工事中で先端までいけませんでした。

帰路はMY遊バスで、はりまや橋まで戻ってきました。
お昼を食べてから、路面電車に乗って移動です。
MY遊バスで路面電車も市内は乗り放題です。

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龍馬誕生地の碑です。碑文は吉田茂元首相が書いたものです。
父坂本八平直足、母幸の次男として、1835年(天保6年)11月15日この地で誕生しました。
生家跡は、いまは病院とホテルとなっています。

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碑の前にあるベンチにも龍馬の肖像画がありました。

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すぐ近くにある、高知市立龍馬の生まれたまち記念館です。
ボランティアのガイドさんの説明を聞きながら見学しました。

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坂本龍馬と近藤長次郎の像です。
一緒に記念写真を撮ることが出来ます。

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子供のころに、継母の伊與さんに教えられた三か条です。
一つ、相手にやられたら、やりかえせ
二つ、自分から進んで手をだしてはいけない
三つ、男は強くて、やさしくなければんらない

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龍馬は、剣術が得意でしたが、生涯人を斬ったことはありませんでした。
自分から手をださなかったのです。まさに不戦也です。

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龍馬と乙女姉さんの実物大人形です。
家に上がって一緒に写真をとることも出来ます。
龍馬は身長173cmと当時として大男でしたが、乙女姉さんはもっと大きくて176cm体重115kgあったそうです。

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「日本を今一度せんたくいたし申候」
龍馬が乙女姉さんへの手紙のなかに書いた言葉です。
ええ言葉です。

ボランティアのお姉さんが、最近の高知は傑物が出ないと嘆いていましたが、
高知にかかわらず、どこもそうかなと思います。

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記念館を出て、龍馬が生まれたまちをブラブラしてみます。
日根野道場跡です。
龍馬が14歳から5年間、剣術修行に通った日根野弁治道場があった場所です。
何気ない風景ですが、龍馬が歩いた道を感じながらの散歩です。

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旧山内家下屋敷長屋展示館です。
幕末に建てられた山内家の足軽屋敷で、本格的な武家長屋としてその姿を今に残しています。
国の重要文化財にも指定され、全国的にも数少ない建物です。

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県庁の近くでは、木曜市が開かれていました。
日曜市ほどの規模ではないですが、地元の雰囲気が楽しめます。

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再び路面電車に乗って、高知県立美術館へ。
壁は土佐漆喰仕上げで、なかなか趣のある建物です。
シャガール作品の収集が多いのですが、ミレー展を開催していて常設展示がありませんでした。

さて、今夜も夜の巡回に出かけます。
商店街にある居酒屋へ。

たっすいがは、いかん。
とゆうわけで、まずはビールから。

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あては旬の魚、清水サバの刺身です。
足摺岬沖で獲れるゴマサバです。
身がコリコリと締まっていて、脂がのって甘味があり、最高に美味しいです。

高知らしいところで、ウツボの唐揚げ、マンボウの天ぷらなどを注文。
マンボウは初めて食べましたが、ふわっとした食感でした。

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カツオは旬ではないですが、注文してみました。
まずは、カツオの塩たたきです。
冷凍技術の進歩のおかげですか、旬ではないですが美味しいです。
焼きたてで周りは暖かいです。

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カツオのちちこの塩焼きです。
ちちこは、カツオの心臓です。
ちょっと生臭くて、煮付けとかのほうがいいかと思います。

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ここの店は、高知にある18の酒蔵すべてのお酒を揃えています。
純米吟醸 生酒 藤娘 にしました。
すっきりとした辛口で、美味しいです。

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酒盗です。
鰹の内臓の塩辛です。
土佐藩第12代藩主山内豊資が土佐清水でこれを振舞われた際に名づけたという伝承があるそうですが、信憑性には乏しいようです。
でも、うまいもんはうまいです。

お酒は船中八策にしました。

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カツオ尽くしです。
こちらは、ハランボの塩焼きです。
ハランボは、カツオをさばいて残る腹の身です。
脂がのっていて美味しいです。
昨日の居酒屋では、品切れだったので、旬でない今は手に入れるのが難しいのかもしれません。

旬でなくても、これだけ美味しいのですから、
今度は旬のときに、是非食べたいものです。

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高知市と安芸市 [国内旅行]

2014年2月12日(水)大阪晴 高知晴

ANAのマイルが期限切れになるので、クレジットカードやポイントサイトのポイントを掻き集めて、なんとか1万マイルになりました。
1万マイルで大阪から行けるのは600マイルまでですので、高知・松山・石見・大分・福岡・熊本・宮崎の7箇所になります。

で、一番興味のあった高知に決めました。
伊丹空港から高知龍馬空港まで、45分のあっとゆう間の空の旅で定刻より早めに到着しました。
空港から市内へはバスで移動です。

バスは飛行機の到着に合わせて待っていますと書いてあったのですが、
バスのとこに行ったら、すぐ出ますよと急かされて慌てて飛び乗りました。
ぜんぜん合わせてくれてへんやん。飛行機が定刻に着いとったら、もう1便遅れるとこでした。

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40分弱で市内に到着。
バス停の前がすぐ、はりまや橋でした。

高知は高校生のときに来て以来ですから40年近くたっています。
日本3大ガッカリのひとつとして、つとに有名ですが、変わらぬ風景です。

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と思ったら、車道のそばに赤い太鼓橋が架かっていました。
1998年に造られたそうで、ガッカリを解消しようと思ったのかな。

高知の街をぶらぶらと歩いていきます。
大阪より少し暖かくて気持ちいいです。

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高知城までやってきました。
初代土佐藩主山内一豊とその妻千代が礎を築いた土佐二十四万石の歴史あるお城です。
天守閣と追手門が1枚の写真に無理なく収まる唯一のお城だそうです。

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石段の幅がまちまちなのですが、
これは、攻めるのに上がりにくく、守るのにおりやすい丁度よい足幅にしているからだそうです。

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途中、梅の花が7分咲きくらいで目を楽しませてくれました。

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天守閣です。
日本国内に残る木造の12古天守の一つです。
太平洋戦争で高知市の街は焼け野原となってしまいましたが、天守閣は無事に残りました。

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天守閣からの眺めです。
高知城は小高い山の上にあり城下の眺めがいいです。

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石落としと武者返しです。
武者返しが現存するのは高知城だけで、ここにも歴史を感じます。

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高知城から繁華街をぶらぶらと。
高知の飲み方の垂れ幕が。
注がれたら注ぎ返す。注いで飲んでくれたら自分も注がれて飲む。
これが延々と続く・・・。さすが高知です。

で、私も飲みたくなってきたので、チェックインを済ませてから、居酒屋へ。

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まずは、ウツボのたたきです。
初めて食べましたが、白身の上品な味とゼラチンの食感がたまらなく美味しいです。

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ちゃんばら貝です。
本名は「マガキ貝」ですが、ふたがのこぎりのような形をしていて、動作が刀を振っているように見えるところから、こう呼ばれています。
こりこりしていて美味しいですが、ちょっと高いです。

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居酒屋などでよく見る看板です。
「たっすいが」は、土佐弁で「頼りない」とゆうようなニュアンスの言葉です。
ビールでいえば、気の抜けた、パンチのないとゆう感じでしょうか。
ここの居酒屋は、珍しく生ビールの大ジョッキがあって嬉しいです。

ビールもええけど、高知といえば日本酒ですね。
日本酒にチェンジして、肴を注文。

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メヒカリの干物です。
目光(めひかり)は深海魚の一種です。
淡白な味ですが、脂がのっていて美味しいです。

お酒がすすみますなぁ~。
隣にお姉さん二人が飲みにきてはったのですが、日本酒を一杯ご馳走してくれました。
ご馳走様です。

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土佐巻きです。
カツオのタタキを使った巻き寿司です。
シンプルですが美味しいです。

すっかり高知のとりこになりました。

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