犯罪防止 [必要・不必要]
先日、駅に止めてあった自転車の鍵をなくしてしまい、
仕方なく鍵を壊して乗ろうと思い、鍵を壊すために石を探していたのですが、
石がなくて、自転車のサドルが落ちていました。
傷んでいるサドルでしたので、これで鍵を壊そうと思い、
自分の自転車のところまでサドルを持って戻りました。
そうしたら私服警察官に声をかけられて、
「そのサドルどこから盗んできたんや」といわれました。
私は事情を説明したのですが、信じてくれませんでした。
さらに自転車泥棒の疑いもかけられました。
自転車の登録番号を問い合わせていたのですが、
この自転車は、父親が乗っていて私が譲り受けたものですが、
登録者は父ではありませんでした。
父は他界していて、どのように手にいれたかは
定かではないのですが、
警察は父が盗んだものと考えているようです。
登録者から盗難届けが出ていれば、
私が警察で取調べを受けなければならないそうです。
「善意の第三者」という言葉がありますが、
親子間では成立しないのでしょうか?
30分ほど、警察からの回答を待っていたのですが返事がなく、
その日は雨で寒く、しびれを切らした私は自転車を置いていくから
帰っていいかと聞きましたら、相棒のベテラン警察官の方が
自転車に乗って帰っていいと、ようやく許しが出ました。
勿論、盗難届けが出ていれば、
後日出頭するようにとの事でした。
こういった地道な活動で自転車泥棒や、
その他の犯罪防止になっているのでしょうが、
ここまでの活動が必要なのでしょうか。
帰りしなに、「サドル持ってかえるのか」と聞かれ
本当に落ちてたんです、落ちてたとこに置いてかえり
ますよと訴えると
ボソッと、「知ってたけどな」と言いました。
落ちてたもんと知ってて、ひっかけるようなバンかけ(職務質問)したのを
腹立たしく思いました。
素直に自転車窃盗の容疑でバンかけたらええのに
汚い手口をするんやなと思いました。