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ルーヴル美術館展とマグリット展 [絵画鑑賞]

2015年7月14日(火)晴

ルーヴル美術館展へ、友達と行ってきました。
会場は、京都市美術館です。台風が近づいていて心配だったのですが、よく晴れていて夏本番、めっちゃ暑かったです。

平日にかかわらず、ギュウギュウ状態でした。
テーマが、「日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」となっています。
ルネサンスが最後の花を咲かせた16世紀初頭から、現実に目を向けるレアリスムが勃興した19世紀半ばまで、約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画、約80点の絵画が並んでいます。

絶対に観たいとゆう展覧会でもなかったので、興味がある絵画だけ眺めて、あとは横目で流し見しました。
私の目当ては、フェルメールの「天文学者」です。
ルーヴル美術館に所蔵されているフェルメール作品は「レースを編む女」と、「天文学者」の2点のみです。
ルーブル美術館で観たときは、あまり感動しなかったのですが、展示方法が変われば見え方も変わるので、来てみましたが、あんまり感動しませんでした。フェルメールならではの作品意図があるのかもしれませんが、あんまり好きな作品ではなかったです。

同じく京都市美術館で、マグリット展が開催されています。
展示作品が少ないと、展覧会が同時開催されることがあります。
開催されていることも知らなかったのですが、友人の誘いで観ることに。

ルネ・マグリット(1898〜1967)は、ベルギーの国民的画家で、20世紀美術を代表する芸術家です。言葉やイメージ、時間や重力といった、私たちの思考や行動を規定する“枠”を飛び超えてみせる独特の芸術世界は、その後のアートやデザインにも大きな影響を与えました。
(後から知りました)

シュールレアリスムは、ほとんど見てこなかった分野ですが、見てみると面白いです。
マグリットは色使いも綺麗なので、観ていて気持ちがいいです。

私が一番印象に残った作品は、「光の帝国Ⅱ」とゆう作品です。
どこかで観たことがある作品やなと思っていたのですが、ジャクソン・ブラウンの「レイト・フォー・ザ・スカイ」のジャケットは、この作品モチーフにしています。また、浜田省吾の「愛の世代の前に」のジャケットは、「レイト・フォー・ザ・スカイ」をモチーフにしています。面白いんもんです。

マグリットの作品は、他にもジェフ・ベック、ラスカルズ、スティックス、佐野元春などのジャケットに影響を与えていますし、漫画家の藤子不二雄Ⓐはそのもの、「マグリットの石」とゆう作品を描いています。
(これも後で知りました)

一度観て、いっぺんにファンになりました。
絵画の世界も広いもんです。

その後のニュースで7月28日から空調装置が故障して臨時休館になっています。
観られてラッキーでした。
空調壊れて、設備は大変やろなぁ。同業者として同情いたします。

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玉造小劇店 配給芝居vol.16「ひとり、独りの遊戯」 [芝居]

2015年6月28日(日)晴

「さいとうひかる」という人物の一代記を描く芝居です。
主人公は戦前、日本人と朝鮮人の間に生まれ、13歳までは女性だったという人物。大陸で身を守るために“男”となり、日本帰国後はヤクザ稼業に手を染める-という型破りの生涯を死の床で、回想形式でたどっていきます。

さいとうひかるが生まれるところからこの芝居は始まります。
この出産でひかるの母は亡くなってしまいます。満州の親戚の家に預けられ、馬賊に引き取られて育ち、満州から日本に戻る途中、役者をやっているという男から「男の格好をしろ」と言われ、ひかるは男の子として日本に戻ってきます。

ひかると、さとるの兄弟は、大阪でヤクザになろうとしています。
そこに新入りとしてテツが入ってきて、物語が動き始めます。
女性であるひかるは、しかし、完全に男として大阪のヤクザの世界にどっぷりはまっています。ケンカも強いし、頭もいい。兄のさとるは気の優しい男で、ひかる曰く「この世界には向いていない」といわれます。

ひかるは経営の才能まで発揮しつつ社内で出世し、さとるは泣き落としで借金の取り立てをするという才能を発揮していたところ、預かった拳銃を、「ひかるに惚れた」振りをした共産主義の女子大生とその仲間達に持って行かれそうになります。彼女の足を撃って動けなくし、そして、街中に向かって拳銃を撃ちまくる。そして、自ら獄中に入ることを望みます。

そして、13年の刑期を終えて、女として出てきたひかるにテツがプロポーズして、幕です。

この芝居では、登場人物が人形で出てくる場面があるのですが、必要性があるのかなと感じました。
キャストが11人で43名の登場人物が出てくるので、頭が混乱しそうでした。
座長のゑふさんは、「悲劇をいかにコメディーにするか」と語ってはりましたが、もうちょっと笑いが欲しかったです。

大阪公演は、この日が千秋楽でしたすぐに移動して、7月1日から東京公演と。役者さんも心持ち焦り気味に見えました。
ほぼ満員の状態で、東京での公演も入りがええなと願います。

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笑福亭福笑 独演会vol.30 [落語]

2015年6月5日(金)雨

笑福亭福笑さんの独演会に行ってきました。
場所は、毎度おなじみの御堂会館です。

今年も雨です。しかも寒い。
約1000人の会場は、満員です。
前から5列目の真ん中の席が取れて、ラッキーです。

演目は、
笑福亭たま「漫談家の幽霊」
笑福亭福笑「狂言強盗」
上純一「サウンドコピー」
笑福亭福笑「二人ぐせ」
   中入
笑福亭福笑「憧れの甲子園」


開口一番はたまさんです。
幽霊や怪談をテーマにした小咄を連続に構成したお話しでした。

2席目は、福笑さんで創作落語です。
福笑ワールドに大笑いです。

3席目は、上純一さんです。
懐かしいなあ。トリオザミミックを思い出します。
今はピンで頑張ってはります。
懐かしいネタを聞かせてもらえて、よかったです。

4席目は、福笑さんで古典落語です。
テレビ放映では、初めてのネタ下ろしで時間配分を間違えてはりましたが、だいぶ練れてきていました。
サゲが、福笑さんらしくブラックです。


中入りです。


最後の演目は、福笑さんで創作落語です。
このネタを聴くのは、2回目です。
福笑さんのネタの中でも好きなネタで、お腹いっぱい笑わせてもらいました。

終演はいつものように、21時前でした。
帰りも冷たい雨が降っていましたが、心はホカホカでした。

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広島 磯江毅展 [国内旅行]

2015年5月22日(金)晴

4月に富山へ行ったときに水墨美術館で、広島で磯江毅の展覧会が開催されているのを知り、急遽広島行きを決めました。

新大阪から広島まで新幹線で行くのですが、こだまなら2時間半で4080円、のぞみなら1時間半で6140円です。早さを取るか安さを取るかですが、急ぐ旅でもないので、こだまでお酒を飲みながら車窓からの風景を眺め本でも読んで、のんびり行くことに。

広島に着いてJRで新白島まで行き、アストラムラインとゆう鉄道に乗り換えて、不動院前で下車。
原爆のせいもあり、広島には木造の古い歴史的な建物が殆ど無いのが現状ですが、その中で500年以上前に立てられた建物が残る場所があります。それが、ここ不動院です。

駅を降りて数分で不動院です。

不動院の前身は14世紀中頃、足利尊氏・義直兄弟が国ごとに建立した安国寺であると言われています。16世紀中頃、武田氏の滅亡後、寺院は一時傾きましたが、その後、毛利輝元の使僧を務めた安国寺恵瓊(えけい)が住職となってから、堂塔は再建整備させ、寺勢は盛んとなりました。

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楼門です。
1594年の建築で重要文化財です。こちらは、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に従軍した安国寺恵瓊が朝鮮から材木を持ってきて建てたそうです。

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金堂です。
山口の守護・戦国大名大内氏が建てた物を、毛利氏が大内氏を滅ぼしたため、安国寺恵瓊がここに移築したものと言われています。なお、現存の唐様仏殿の中では最大とか。1540年築で広島市内唯一の国宝です。

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鐘楼堂です。
1433年の建築で重要文化財です。

国宝や重文があるのに、ほとんど知られてないくて(私もまったく知りませんでした)、私以外では一人しかいませんでした。もっと多くの人に見て欲しいもんです。

アストラムラインで移動して、広島城へ。

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入口は2ヶ所ありますが、二の丸から入りました。
太鼓楼です。

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広島護国神社です。広島城址の中にあります。
正月3ケ日の初詣は60万人を数え、中国地方でも有数の神社となっているほか、広島東洋カープが毎年必勝祈願のために参拝するそうです。

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そのせいかどうかは分かりませんが、昇鯉の像がありました。
カープは今年は苦戦していますが、頑張って欲しいもんです。

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天守閣が見えてきました。
天守閣は有料になっていて、入場料は360円です。

広島城は、豊臣秀吉の五大老の一人として知られる毛利輝元が築いた典型的な平城です。江戸時代には、福島氏、次いで浅野氏が居城していました。築城以来の天守閣は昭和6(1931)年に国宝に指定されましたが原爆によって倒壊し、昭和33(1958)年に外観復元されました。平成元(1989)年には築城400年を機に内部改装を行ない、現在は武家文化をテーマとした歴史資料館となっています。

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写真は殆どNGですが、一部撮影可になっています。
武家の座敷です。

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こちらは、商家の食事をするところです。
箱膳を置いてあるのが商家らしいです。

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天守閣の最上層、第5層まで上ってきました。

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なかなか、ええ眺めです。
この日は初夏の陽気ですが、風がここちええです。
広島城は、2日目に来ようかなと思っていたのですが、明日は天気が悪いみたいで、この日に来てよかったです。

もう一ヶ所いこうと思っていたのですが、けっこう見所が多くて、この日は宿へ。
サウナニュージャパンに1泊です。
いわゆるカプセルホテルで、ポイント使って1850円也です。

汗を流してサッパリしたところで、街中へ。
宿は繁華街にあるので、飲み屋はいっぱいあります。
魚の美味しそうな店にしました。

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広島名物のアナゴの湯霜造りと、この日のお薦めの魚でオコゼ造り。
アナゴは造りで出す店もありますが、癖があるので湯霜造りにしています。

お酒は、広島以外のお酒も置いていますが、地元のもんを食べて地元のお酒を飲むのが私の旅の流儀で、広島の地酒、瑞冠にしました。この店は、徳利・グラス大・グラス小と選べるのが嬉しいです。

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アボカドと音戸ちりめんのサラダです。
カリカリのちりめんが美味しいです。
いろいろと創作料理もあって、楽しいです。

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燗酒に切り替えて、竹鶴です。
徳利の上に蓋をのせてあるのが、面白いです。冷めへんようにするためかなぁ。
マッサンこと竹鶴政孝の実家の酒蔵が造っているお酒です。

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広島名物の夜鳴き貝造りと、この日のお薦めで青ギザミ造りです。
青ギザミって、初めて聞きましたが、あとで調べたらベラでした。
ベラは食べたことがありますが、造りは初めてでした。

広島、魚もお酒も美味しかったです。

2015年5月23日(土)曇

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この旅のメイン、「磯江毅展」へ。
広島県立美術館で開催されています。

混んでたら嫌なので、朝一番で行きました。
開館前に着きましたが、数人の人が待っていました。

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日曜美術館で初めて磯江毅のことを知って、ずっと見てみたいと思っていました。

あるがままを理想化せず描写しようとするリアリズム絵画。
マンチャとゆうスペイン独特の深い陰影表現を学びつつ、中世に生まれた“ヴァニタス(人生の虚しさを表す寓意画)”強く惹かれた磯江は、万物が逃れることのできない“死”とゆう運命を「自らの問題」として描き続けました。

独特な作品達に時間が経つのを忘れて没頭しました。
1時間もすると人がかなり増えてきて、朝一で来て正解でした。

お土産にポストカードを買おうと思ったのですが、欲しいものは全て売り切れていました。
残念。
1泊2日の短い旅でしたが、磯江毅の作品に触れて濃密な至福の時を過ごすことが出来た有意義な旅となりました。

帰りも、こだまに乗って、のんびりと帰ってきました。


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富山ほたるいか・高岡 [国内旅行]

2015年4月20日(月)曇後雨

ほたるいか漁を見たくて、3年前から申し込んでいたのですが、毎年予約が取れなくて、今年はようやく予約が取れて富山に行くことが出来ます。
ほたるいか観光船の予約は、電話がなかなか通じないのですが、携帯電話で掛けたら繋がりました。ちょっとしたコツかもしれません。

そんなわけで、富山県滑川に到着です。
以前は、大阪から富山までサンダーバードでいけたのですが、今年からはサンダーバードは金沢までとなりました。金沢から富山は新幹線に乗り換えなければなりません。乗り換えするのは面倒なので、どちらか選択できたらええのになと思います。

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滑川の駅を降りたら、山の稜線が綺麗に見えていました。

今日の宿は、駅前にあるサンルート滑川にお世話になります。
滑川で安い宿を探したのですが、他には見当たりませんでした。

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歩いて10分弱のところに「ほたるいかミュージアム」があり、行ってみました。
入場料は800円です。

ほたるいかの生態や漁の様子が展示されています。

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水槽で泳ぐ ほたるいか。とっても綺麗です。
大きな水槽では、ほたるいかに触れることも出来ます。

ほたるいか漁の出航は、翌朝3時と早いので、ホテルに戻って早めに床につきました。

2015年4月21日(火)雨後曇

2時に起きて、ホテルを出て集合場所のほたるいかミュージアムに向かいます。

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道路にもほたるいかが描かれています。

集合場所に着きましたが、波が高くて欠航となりました。
むっちゃ残念です。自然には勝たれへんから、しゃあないですね。
今年は雨がめっちゃ多くて、4月は5回くらいしか出航していないそうです。異常気象には困ったもんです。

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観光船は、こんな感じです。
漁船に比べて重心が高いので、波に弱いです。

サービスで、ほたるいかの発行ショーを見せてくれました。
昨日の昼間にも見たのですが、係員の解説がよかったです。

ほたるいかは富山が有名ですが、漁獲量でいえば兵庫の方が多いです。
他は底引き網で漁をしていますが、富山は定置網で漁をしています。
定置網での漁は、メスのみが獲れます。メスは身が大きくて美味しいのです。
スーパーで売っている富山のほたるいかは、他の3~4倍の値段がしていますが、これで納得しました。

昔は、ほたるいかは食べなくて肥やしにしていたそうです。
調理方法や保存方法が確立して、ブランド品になっていきました。
いまでは富山に欠かせない存在になっています。

1年とゆう寿命のなかで、産卵のために海岸近くへやってきて、産卵を終えて帰っていく。
そのときに定置網にかかるそうです。
生命の神秘と有り難さに感謝です。

ほたるいかの試食を頂きました。
茹でたてのほたるいかは、ぷりっぷりっで美味しかったです。
ホテルに戻って寝直しました。


ホテルをチェックアウトして、富山へ移動です。
JRではなく、あいの風とやま鉄道とゆう路線になっています。
列車は高校生で満員です。富山は若いもんが多いんでしょうか。

15分ほどで富山に到着。
富山ライトレールの乗り換えですが、富山駅は改装中で道が分かりにくく、また遠い。
ほんで、ライトレールの切符売り場が分かりにくです。
1回券は列車内で買えるのですが、1日フリーきっぷを買いたかったのです。

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ようやくライトレールに乗れました。
あとで分かりかましたが、ライトレールは7色のカラーがあるそうです。

終点の岩瀬浜まで行って、岩瀬の街の散策です。

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まずは、富山港展望台へ。
北前船時代の琴平神社の常夜燈がモデルになった展望台です。
晴れていたら、富山湾や立山連峰が見えるのですが、曇っていてなんも見えませんでした。

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北前船廻船問屋「森家」です。入場料は100円です。
国指定重要文化財になっています。

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ここは「オイ」と呼ばれる部屋です。
囲炉裏があって、吹き抜けの梁があり、天窓から射す光で明るいです。
畳の敷き方も工夫されています。川の流れのように敷かれていて美しいです。
わざと半畳の畳も敷いてあって、商売繁盛につながるようにとの願いが込められています。

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マエザシキの天井です。
天井の模様が龍に見えます。全部で3匹いてますので、探してみてください。

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地元では北前船のことをバイ船と呼び、「バイバイ」に儲かることから、船の往復で儲かる「のこぎり商売」といわれて財をなしたそうです。
これは、全国金満家大番附ですが、一番儲かった馬場さんは、山形の本間さんと並んで番附にのっています。「本間様には及びもないが せめてなりたや殿様に」と謳われたそうですが、馬場さんも本間さんも今の貨幣価値で2000億円となっています。

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チャシツには、なんと隠し金庫がありました。
見た目は古びて見えるのですが、写真に撮ると光って写ります。
2000億ですから、金庫はいりますよね。しかも分かれへんとこにね。

案内のお姉さんの説明が楽しくて、めっちゃ面白かったです。

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ライトレールで富山に戻って、こんどは市内電車で移動です。
これも1日フリーきっぷで乗車できます。市内電車は5分間隔で運行していますので、市内観光には便利です。

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廣貫堂資料館です。
富山といえば薬売り、薬売りといえば富山です。
入場料は無料で、栄養ドリンクのサービスもあります。

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実際には見たことないですが、薬売りのイメージですね。

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古文書や懸場帳、売薬版画など見ていて分かりやすく面白いです。
この道具は下桝と呼ばれています。
丸薬を数えるときに使うものですが、今も使われていいるとは驚きです。

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富山県水墨美術館です。
水墨画を見たかったのですが、横山大観展が開催されていて、水墨画はあまり見られませんでした。

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街中を歩いていると、富山城の前にフレームが、これに入れて撮るとええ写真が撮れる??

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少し晴れ間がのぞいてきたので、富山市役所展望塔へ。
無料の展望台です。

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立山連峰のほうは、分厚い雲がかかっていて何も見えませんでした。
晴れていたら、こんな絶景が見られるので、想像して楽しみました。

観光を終え、宿にチェックイン。
富山駅近くのウイークリー翔です。1泊1900円と、貧乏旅人には嬉しい価格設定です。
泊まるときに身分証明証が必要なんですが、運転免許証を持ってくるのを忘れて、会社の社員証を持っていったのですが、なんとかOKしてくれました。

夜の楽しい時間がやってきて、暖簾をくぐりました。
昨日はおとなしく早寝しましたので、今日は飲むべ~食べるべ~。

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富山地酒のみくらべ三種とゆうのがあって注文。
8種類の中から選びます。
黒部峡・勝駒・三笑楽にしました。70mℓずつ入っています。
どれも美味しかったですが、勝駒が一番好みでした。

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せっかく富山に来たんやから、富山のうまいもんを注文。
バイ貝の刺身です。コリコリしていて美味しいです。
醤油が甘口と辛口とあります。どう使い分けたらええんか、よう分かりませんが・・・。
甘口醤油は、富山独特の醤油です。

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ほたるいか刺身です。
内蔵は寄生虫がいてるので、とってあります。ワザですね。
甘味があって、むっちゃ美味しいです。

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「白エビ食べ比べ」で、刺身と昆布じめになっています。
刺身は甘味があってエビの旨さです。昆布じめの方が、私は気に入りました。

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富山名物のイカ黒作りです。
イカ墨が入っているので、お箸は真っ黒になりましたが、歯にはつきませんでした。
コクがあって美味しいです。

うまい肴とうまい酒で、富山の夜はサイコーです。

2015年4月22日(水)晴

宿をチェックアウトして、あいの風とやま鉄道で高岡まで移動。
高岡駅でコインロッカーに荷物を預けて、こんどはJRで雨晴へ。
乗るときにはICカード(イコカ)で乗ったのですが、雨晴駅ではイコカは使えませんでした。
便利なんに慣れてしまって、当たり前になってしまったら、あかんですね。
ローカル線は気をつけましょう。

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雨晴海岸からの眺めです。思い切りアンダーで撮ってみました。
海越しに3000m級の白い山々を間近に望むとゆうのは、世界でもこの海岸だけです。
でも、季節は春・・・。
あかんやろなと思いながら来てみたら、案の定、晴れているけど霞んでしまっています。
空気が澄む冬でないと難しいと思います。

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氷見線をのんびりと列車が通り過ぎていきます。
車窓からの眺めも、ええですよ。

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海岸をブラブラしながら、こちらは普通の露出で撮ってみました。
どう撮っても綺麗には写りません。

雨晴とゆう名前の由来は、かつて義経主従が奥州に落ち延びる途中にこの海岸でにわか雨にあい、弁慶が持ち上げた岩陰で雨宿りをしたとゆう「義経雨はらしの岩」の伝説からきています。

高岡駅に戻って、徒歩で散策です。
けっこう距離がありますので、歩くのが苦手な人はレンタサイクルがお薦めです。

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まずは、高岡大仏です。
奈良、鎌倉と並ぶ日本三大仏に数えられ、総高15.85m、重量65tの大きさです。
「銅器のまち高岡」の象徴であり、30年の歳月をかけて完成しました。
日本一美男の大仏さんとも言われています。

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大仏さんの近くには高岡古城公園があります。
400年前に加賀前田家二代当主前田利長が築いた高岡城の跡です。
その前田利長公の像です。
この日は、公園内では中学生がぎょうさん写生していました。
ここは桜の名所でもあります。もう1週間くらい早く来ていたら、桜が満開だったんでしょうが、ちょっと残念。

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しばらく歩いて土蔵造りの町並み「山町筋」にある菅野家住宅です。入場料は200円です。
ここも岩瀬の森家同様、北前船で財をなした家です。

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欄間の透かし彫りも見事です。
使っている材木なども、今では手に入らないような贅沢なものを使っています。
今日は外は気温がグングン上がって半袖でも暑いくらいの陽気ですが、家の中は寒くてストーブを焚いていました。土蔵って寒いんねん。夏は涼しくてええかもです。

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シャンデリアです。
1灯用、2灯用とあって、これは3灯用となっています。
当時として、モダンやったんでしょうね。

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中庭には、握り拳のような庭石があります。
パワースポットとして来られる方もあるようです。
お金を握って離さへんのが極意かな??

土蔵造りの町家が造られたのは、市街地の約6割を焼き尽くした明治33年の大火後です。
土蔵造りの旧家が42棟建ち並んでいます。
繁華街での建物の新築の際は防火構造のものとすることが義務付けられたため、土蔵造りが建てられました。

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赤レンガの銀行です。
現役で使われています。古い建物好きにとっては、ごっつうええ感じです。

お次は金屋町へ行こうと思ったのですが、道が分からなくて誰かに聞こうと思いましたが、誰も歩いていません。高岡は、なんだかひっそりとしていて人が少なかったです。
なんとか自力で、たどり着きました。

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旧南部鋳造所キューポラ(溶鉱炉)と煙突です。
高岡鋳物発祥の地である金屋町の一角にある地金を溶解するための建造物です。
明治末期から複数のキューポラが建造されましたが現在残っているのは、旧南部鋳造所のものだけとなっています。
キューポラと聞いたら、映画「キューポラのある街」を思い浮かべるのは、ジジィの証拠かな?

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千本格子の家並み「金屋町」です。
鋳物産業は火災の危険があったため、千保川を挟んで高岡城下町と向かい合っている金屋町に7名の鋳物師が集められ、鋳物工場及び宅地用として約5000坪(東西50間、南北100間)の土地を与えて優遇したそうです。

高岡駅の北側を散策していましたが、高岡駅まで戻ってきて、こんどは南側の散策です。

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富山県で唯一の国宝、瑞龍寺です。こちらは山門です。
瑞龍寺は、加賀藩二代藩主前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主利常公によって建立された寺です。

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山門をくぐって仏殿が見えてきますが、一直線に並んでいてシンメトリーが綺麗です。
額絵を見ているようです。

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仏殿です。
入母屋造、一重裳階(もこし)付きの総欅造りで、屋根は当初杮(こけら)葺きでしたが、現在は総重量約47トンの鉛瓦葺きです。鉛製の瓦を用いる理由は、俗説では非常時に鉄砲の弾にするためともいわれますが、実際は冬季の積雪対策のためだそうです。
鉛瓦は他には、金沢城の石川門と三十間長屋しかない、大変珍しいもんです。

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法堂です。総桧造りの入母屋造、銅板葺き。内部を土間床とする仏殿に対し、法堂は畳敷きで、横2列、縦3列の6部屋を配する方丈形式の間取りで建坪186坪あります。

山門、仏殿、法堂の三つが国宝となっていますが、他の建物も素晴らしいです。

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回廊です。
大伽藍を囲む周囲約300mの回廊で、北回廊、南東回廊、南西回廊からなっています。
回廊の左右は白壁となってまして、規則正しく並んだ柱と格子枠の障子戸が特徴です。

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八丁道とゆう道を歩いて、前田利長墓所に到着。
大名の墓としては日本一といわれる高さ11.9mの石塔があります。
石塔下部の戸室石で造られた基壇は、約250平方メートルの三層基壇となっており、側面には狩野探幽下絵とされる130枚もの蓮華図文様が彫刻されているそうです。
とゆうのも、普段は入れず、9月13日に行われる前田利長公顕彰祭の時にのみ一般公開されているそうです。

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高岡駅前には、「ドラえもん」の登場キャラクターの銅像が12体並んでいます。
高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄さんに因んで作られたようです。

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JR氷見線には、忍者ハットリくん列車も走っています。
こちらは、氷見市出身の漫画家藤子不二雄Ⓐさんに因んで作られたようです。
氷見には、トキワ荘を再現したギャラリーもあるそうで、漫画好き、藤子先生好きの方には、魅力ではないでしょうか。

今回の旅では、ほたるいか漁が見られなかったので、また富山に来たいと思います。
予約がうまいこと取れるかなぁ。

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消防設備士 甲種第1類 試験 結果発表 [資格取得]

今日は、先日試験を受けた「消防設備士 甲種1類」の結果発表の日です。
消防試験研究センターのホームページで発表されるので、そちらで確認しました。

結果は・・・合格でした!よかったです。
その日の内に、試験結果通知書(ハガキ)も届きました。
筆記は、「機会に関する基礎的知識」が66%、「消防関係法令」が85%、「構造機能および点検整備の方法」が85%で、筆記全体で81%、実技が、85%での正答率でした。
基礎知識がちょっと危なかったです。問題数が6問と少ないので、1問の比率が大きくなってしまいます。これは科目免除の恐さではあります。

実技試験は、問題集にはなかった問題も出ていましたが、実務で実物を見ていたりしたので分かった問題もありましたので、実務は大事だなと感じました。

念のため、消防試験研究センターのホームページで見てみたら、
私が受けた教室の合格者は17人でした。教室には50人以上の受験者がいたと思います。
甲1の合格率は30%弱くらいですので、いつも通りの合格率かと思います。

ビル管理では、甲種はほとんど必要としないのですが、1類と4類は工事に関わることもありますので、甲種を取得するほうがええかなと思います。

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チューリヒ美術館展 [絵画鑑賞]

2015年3月24日(水)晴

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神戸市立博物館で開催されている「チューリヒ美術館展」に行ってきました。
日本とスイスの国交樹立150年を記念する事業の一環として開催されています。

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こちらが、チューリヒ美術館です。
スイスで一番素晴らしい美術館といわれています。5年前の世界一周時に訪れました。
入場料は14スイスフランでした。

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会場の入口には写真撮影ができるオブジェが作ってありました。
こちらは、ゴッホの作品を模してあります。

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ルソーの作品は、肖像になりかわって自分が作品の中に入って写真撮影ができます。
こちらは人気になっていました。

今回の展覧会は、10万点以上の所蔵品の中から、印象派からシュルレアリスムまでの74点が飾られています。チューリヒ美術館のコレクションが、まとまったかたちで紹介されるのは本邦初だそうです。

チューリヒ美術館とゆうと、国立の美術館と思うかもしれませんが、18世紀末にチューリヒの町の芸術家や鑑定家たちが立ち上げた小さな集まりに端を発し、チューリヒ美術館の運営は、今日でも市とともに、2万人のチューリヒ芸術協会の会員に支えられています。

写真撮影は、もちろん禁止です。
チューリヒ美術館では写真撮影できますので、その時に撮った写真を使用しています。
いつも不思議に思いますが、なんで日本の美術館は写真撮影や模写が禁止のところが多いんでしょうか。芸術に親しむ機会を減らすように思って、残念でなりません。

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ホドラーの「日没のレマン湖」です。
ホドラーはスイスを代表する画家です。
画家の背景にあった妻との死別などの悲しさが表現されているそうで、この絵を見て恐いと感ずる人もるようですが、私は静かな美しい風景と感じました。

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ムンクの「冬の夜」です。
ムンクらしい曲線と直線がで表現された画面は、厳寒の冬の夜が醸す陰鬱な雰囲気が感じられます。

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ゴッホの「サント=マリーの白い小屋」です。
療養のため地中海に面した漁村サント・マリー・ド・ラ・メールを訪れたゴッホが描いた作品です。
青い空、白い石灰の家、草の緑、色彩の対比が強烈な印象を残します。

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シャガールの「ヴィテプスクの上で」です。
シャガールの幻想的な絵とロシアの風景が、マッチしています。


パンフレットには、
「圧巻 すべてが代表作!!」
となっていますが、そこまではいかへんやろっとは思いますが、
チューリヒを思い出しながらの絵画鑑賞は楽しかったです。

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2015年大相撲春場所十三日目 [相撲]

2015年3月20日(金)晴

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浪速に春がやってきました。1年振りの大相撲です。
最初は中日に行こうと思っていたのですが、チケット売り出し初日で完売していて買えませんでした。

それで13日目にしました。
正面席で、ええ席を探していたのですが、こちらもええ席は残っていなくて、向正面の席にしました。
そして、13日目にしたのは優勝争いも山場にかかっての熱戦を期待したのですが、
今場所も白鵬の独走で優勝争いとゆう点では興味のそがれた場所となりました。

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入口のところには本日の取り組みが張り出されていましたが、
この日の大一番は、白鵬・照ノ富士です。熱戦を期待しましょう。

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春場所では14年ぶりとなる15日間通じての大入りが確実となっており、相撲人気復活はほんもののようですね。相撲ファンとしては嬉しいですが、チケットが手に入りにくくなるのは困ったもんです。

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館内には力士が闊歩していて、取り組みが終わったところかな。
鬢付け油の香りが独特です。

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番付表を見たら改めて外国人の多いのが分かります。
17人が外国人です。

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枡席の下にインタビュー室がありました。
今日は誰か呼ばれるでしょうか。

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目指すは優勝賜杯です。

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三賞の行方も気になりますね。
休場したら選ばれないんでしょうか。安美錦には技能賞をあげたいです。

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12時過ぎに入りました。三段目の取り組み中です。
さすがに相撲人気とはいえ、まだ2~3割の入りです。

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十両の土俵入りです。
この頃から、ぼちぼちと人の入りが多くなってきました。

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日本人力士として期待している「輝」です。
今場所は負けがこんでいますが、頑張って欲しいもんです。

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幕内の土俵入りです。
ご当地力士には大きな声援がとんでいました。

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横綱の土俵入りです。

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向正面から土俵入りを見ると、ちょっと悲しい絵面になります。

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満員御礼の垂れ幕がかかって、熱気ムンムンです。

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どこかの国旗でしょうか、外国人の方も多く観戦に来られています。

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日馬富士・稀勢の里です。
日馬富士の強烈なのど輪で、一方的な一番でした。

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この日の大一番、白鵬・照ノ富士。
なんと大番狂わせで、照ノ富士が寄り切りで勝ちました。
最後は白鵬が諦めたように、力なく土俵を割ったのは久しく見たことがない場面でした。
歴史的な一番として記憶に残るようになるかもしれません。

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場内も大興奮で、座布団が舞っています。

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ざわめきが残る中での、弓取り式です。

白鵬の優勝が濃厚とゆうのは変わりませんが、今日の一敗が精神的にどう影響するか、興味深いところです。残り二日、楽しみが大きくなり、熱戦を期待します。


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消防設備士 甲種第1類 試験 [資格取得]

2015年3月8日(日)に消防設備士の試験を受けに行ってきました。
前回の乙種第5類と同じく、大阪府での受験です。

試験会場も同じく、大阪大学豊中キャンパスです。
今回も自転車で行って、大学の駐輪場に停めました。

甲種第1類は、 屋内消火栓設備、スプリンクラー設備等の工事整備点検に必要な免許です。
去年の夏に受けようかと思っていたのですが、全くやる気が起こらなくて春の受験になりました。

試験科目は筆記が、「機会に関する基礎的知識」が6問。「消防関係法令」が1類に関するものが7問。「構造機能および点検整備の方法」が14問です。それと実技試験として、鑑別等が5問と製図が2問です。

前々回の試験のときも言われましたが、科目免除は受けないほうがいいと・・・。免除を受けないほうがいいとゆう理由は、その部分で60点以上とれる人の場合です。記憶力に自信はないですが、忘却力に自信のある私は、免除しなければ、その部分を再度勉強しなおす必要があり、その労力を考えたら免除したほうが有利だと思って、今回も甲4で消防関係法令の共通8問と電気工事士で電気に関する10問の科目免除を受けました。

合格ラインは、筆記試験の各科目ごとに40%以上で、かつ全体の60%以上と、実技の60%以上が必要となります。

一昨年の試験のときは花粉症がひどく、眼は痒くて、くしゃみが出て辛かったですが、今年は花粉の飛散が少ないのか、わりと楽な状態で受験できました。

試験会場を見ていると、シャーペンを5本持った人(シャーペンがそんなに壊れるか?)や、消しゴムを7個持った人(どんだけ落とす気ぃやねん)など、見ていると面白いです。

試験は13時30分から16時45分までですが、免除があると試験時間が短くなります。私の場合は13時30分から16時までです。

今回の勉強方法は、いつもどおり過去問を中心にしましたが、甲1は受験者が多い割には、これといった決め手になる参考書や問題集がなくて、日本消防設備安全センターのものなど5冊で勉強しました。

試験会場のエアコンが壊れていて、この日はそんなに厳しい寒さではなかったですが、上着を着てマフラーを巻いて試験を受けました。同じビル管として、あかんなぁ~とゆう気持ちになります。

筆記では見たこともない問題が出ていて、こうゆう問題が多いと科目免除をしないほうがええのかなと思ったりします。実技でも見たこともない問題が出ていましたが、だいたい予想の範疇でした。

消防設備士の試験は、試験問題を持って帰ることが出来ないので、自己採点が出来ません。
イラチなので、すぐ結果を知りたいのですが、4月8日の合格発表まで待たなくてはいけません。
この待っている時間が一番嫌ですが、楽しみは先に取っておくと思いましょう。



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頂妙寺・俵屋宗達「牛図」 [国内旅行]

2015年2月7日(土)晴

今年は、「琳派」という流派が誕生してから400年になります。
京都では、「第49回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」が行なわれていて、琳派関係の文化財が伝わるお寺のいくつかが公開されています。

その中に、以前から見たいと思っていた俵屋宗達の「牛図」が見られるとあって、頂妙寺に行くことに。
寒いですが、天気がよくて行楽には絶好です。

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頂妙寺の山門です。
頂妙寺の前の通りは、仁王門通りとなっていますが、
ここ頂妙寺の仁王門にちなんで名付けられた道です。

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山門の傍らには、第49回 京の冬の旅の看板が掲げられていました。

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寺社内に入ると正面に仁王門が見えてきます。
仁王門とゆうと、両端に金剛力士像が立っているのが一般的ですが、
頂妙寺の仁王門は、向かって左側に多聞天、向かって右側に持国天が立っています。
網目越しなので見にくいですが、快慶作(伝)とされていて、なかなかの迫力です。

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仁王門の上には、豊臣秀吉から頂いた布教を許す旨がかかれた手紙を扁額にしたものがかかっています。
日蓮宗は一時期布教を禁じられた時期がありましたが、布教が許されるようになって、
布教ができる喜びを京都中に知らせるため、その時の許状を扁額にしたものが仁王門に掲げられているそうです。

拝観料は600円です。
本堂と数点の展示物があるのみです。

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写真撮影は禁止です。
看板にかかっていた宗達の「牛図」です。

琳派らしい、下地が乾かないうちに次の色を落とす「たらしこみ」という技法を使っています。
牛が解き放たれて、躍動する筋肉の表現が素晴らしいです。
この一点だけを見るのに、600円は高いなぁと思いますが、見られてよかったです。

牛図は二幅あって、牛が立っているものと、もう1つは牛が座っているものがあります。
二幅いっぺんに見たいですが、一幅ずつの展示となっています。
牛図は2月12日以降に展示替えを行うそうで、座っている牛図が後半は見られるようです。

頂妙寺の山門をくぐって右側に、お墓があります。
その中に宗達のお墓があります。

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墓石に「俵屋宗達」などの文字がないのでよくわからないそうです。

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お墓の下に看板が置かれていました。
あくまで伝・俵屋宗達の墓とのこと。
俵屋宗達は生まれた年も、亡くなった年もわかっていません。
慶長から寛永年間に活動した江戸時代初期の画家です。

「第49回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」で見てみたい作品は他にもあるのですが、
1ヶ所600円は高いなぁ。

団体客も訪れいて、客足は盛況でした。
3月18日までの公開となっています。

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