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ルーヴル美術館展とマグリット展 [絵画鑑賞]

2015年7月14日(火)晴

ルーヴル美術館展へ、友達と行ってきました。
会場は、京都市美術館です。台風が近づいていて心配だったのですが、よく晴れていて夏本番、めっちゃ暑かったです。

平日にかかわらず、ギュウギュウ状態でした。
テーマが、「日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」となっています。
ルネサンスが最後の花を咲かせた16世紀初頭から、現実に目を向けるレアリスムが勃興した19世紀半ばまで、約3世紀半にわたるヨーロッパ風俗画、約80点の絵画が並んでいます。

絶対に観たいとゆう展覧会でもなかったので、興味がある絵画だけ眺めて、あとは横目で流し見しました。
私の目当ては、フェルメールの「天文学者」です。
ルーヴル美術館に所蔵されているフェルメール作品は「レースを編む女」と、「天文学者」の2点のみです。
ルーブル美術館で観たときは、あまり感動しなかったのですが、展示方法が変われば見え方も変わるので、来てみましたが、あんまり感動しませんでした。フェルメールならではの作品意図があるのかもしれませんが、あんまり好きな作品ではなかったです。

同じく京都市美術館で、マグリット展が開催されています。
展示作品が少ないと、展覧会が同時開催されることがあります。
開催されていることも知らなかったのですが、友人の誘いで観ることに。

ルネ・マグリット(1898〜1967)は、ベルギーの国民的画家で、20世紀美術を代表する芸術家です。言葉やイメージ、時間や重力といった、私たちの思考や行動を規定する“枠”を飛び超えてみせる独特の芸術世界は、その後のアートやデザインにも大きな影響を与えました。
(後から知りました)

シュールレアリスムは、ほとんど見てこなかった分野ですが、見てみると面白いです。
マグリットは色使いも綺麗なので、観ていて気持ちがいいです。

私が一番印象に残った作品は、「光の帝国Ⅱ」とゆう作品です。
どこかで観たことがある作品やなと思っていたのですが、ジャクソン・ブラウンの「レイト・フォー・ザ・スカイ」のジャケットは、この作品モチーフにしています。また、浜田省吾の「愛の世代の前に」のジャケットは、「レイト・フォー・ザ・スカイ」をモチーフにしています。面白いんもんです。

マグリットの作品は、他にもジェフ・ベック、ラスカルズ、スティックス、佐野元春などのジャケットに影響を与えていますし、漫画家の藤子不二雄Ⓐはそのもの、「マグリットの石」とゆう作品を描いています。
(これも後で知りました)

一度観て、いっぺんにファンになりました。
絵画の世界も広いもんです。

その後のニュースで7月28日から空調装置が故障して臨時休館になっています。
観られてラッキーでした。
空調壊れて、設備は大変やろなぁ。同業者として同情いたします。

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