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山の辺の道 [息抜き]

2012年10月13日(土)

前から歩いてみたいと思っていた、山の辺の道を歩きにいきます。
近鉄電車に乗って、桜井駅に到着。天理駅まで16kmの道程です。久しぶりのハイキングで、16kmはきついかなと思いながら、8時45分、歩き始めました。

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道路に道標があるので、ほとんど迷うことなく歩けます。

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10分ほど歩くと大和川の堤に出ました。
土手に咲くコスモスがむっちゃ綺麗で、心が和みます。

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橋を渡ると仏教伝来之地碑がありました。
日本書紀に記された仏教伝来の百済の使節が、この港に上陸したとされています。

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金屋の石仏です。
平安時代の造立といわれ、日本で指折りの石仏とされています。

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平等院です。
もとは大神神社の神宮寺で聖徳太子建立と伝わる古刹です。

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大神神社(三輪明神)です。大和一の宮になります。
背後の三輪山を御神体とする式内社ですので、本殿はありません。日本で最も古い神社の一つといわれています。ここは、観光客が多かったです。

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桧原神社です。
大神神社の摂社で元伊勢と称されています。夕焼けが綺麗に見えるそうです。
ここには、観光ボランティアの人がいてはりました。三ツ鳥居が珍しいです。

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景行天皇陵です。
全長約300m。古墳時代前期に築造されたものとしては国内最大の古墳です。
この辺りは、柳本古墳群となっていて奈良盆地を代表する大型古墳群です。

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古墳と青い空、たわわに実った金色の稲。古代から続く日本の風景。
とても気持ちのいいハイキングです。

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遠くに見える大和平野の眺めもいいです。
桜井辺りでは、ハイカーが少なかったですが、この辺りは沢山のハイカーが歩いていました。桜井~天理間をフルに歩く人は少ないのかもしれません。途中にバス停も電車の駅もありますので、体力に合わせたハイキングが出来るのも人気の一つかもしれません。

なかには、どっさり買物をして、ものすごく早足で歩いている人もいてます。
買物と健康のためにあるいているのかもしれません。無人の販売所が沢山あって、私も梅干等買いたかったのですが、小銭を持っていなくて買えませんでした。たいていの物は、一つ100円です。小銭を持っていきましょう。

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石上神社です。
日本最古の神社の一つで、武門の棟梁たる物部氏の総氏神として古代信仰の中でも特に異彩を放ち、健康長寿・病気平癒・除災招福・百事成就の守護神として信仰されてきました。
明後日には最大の祭典「ふるまつり」が行われるので、その準備をしてはりました。

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天理教教会です。
天理教の本部で、巨大な木造建築です。

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ゴールの天理駅に到着。14時15分でした。
もっと時間がかかるかと思っていましたが、まだまだ歩き足らへんくらいでした。ジジィパワーは、まだいけそうです。

昼食は、三輪そうめんにしようと思っていたのですが、桜井から離れると三輪そうめんの店はどんどんと減っていきました。お弁当を持っていったほうが、ベターだと思います。

道標があるので、地図は必要ないほどですが、近鉄のてくてくまっぷを持っていくと見所が分かっていいと思います。
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/teku-nara09.html

もっと古道をイメージしていたのですが、自動車が走っている道も結構あって、万葉の世界にどっぷりとまではいきませんでしたが、楽しめた秋の一日でした。

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