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大和路しだれ桜めぐり [国内旅行]

2012年4月7日(土)曇

今年の花見ツアーは、大和路のしだれ桜めぐりにしました。
今年は寒いので満開の時期を予想するのが難しくて、ツアー申込みをギリギリまで待っていたのですが、残席1つになった時点で申込みをしました。ツアー最終日に近い日を選びました。

が、ネットで開花状況を見ていても、一向に開花する様子もなく気温も上がらず、結局ツアー前日になっても開花せず、想像して楽しまなあかんなぁと思ってツアーに出掛けました。

今回もツアーは人気で、バス3台での出発です。
梅田をスタートして難波、天王寺と参加者をひろっていきます。

が、難波で45分遅れての出発になりました。天王寺からのお客さんは、1時間も寒い中で待たされてめっちゃっ怒っていました。

私は、腹は立たなかったですが、難波で遅れた理由が、駐車場の1階と2階を間違えたとゆうていたのですが、そんなに巨大な駐車場じゃないのに、1階と2階を往復したくらいで45分も遅れるとは納得いかないです。遅れることよりも、嘘をつかれることが嫌です。

なんとなく険悪な雰囲気での出発となってしまいました。

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最初に訪れたのは、大宇陀にある又兵衛桜です。
樹齢300年、幹周囲約3m、高さ訳13mの立派な桜です。さあ想像しましょう。満開に咲いている桜を・・・。桜の後ろには桃の花が、手前には菜の花が・・・。なんて美しいんでしょう。

2000年のNHK大河ドラマ『葵徳川三代』のオープニング映像で使用され、有名になったそうです。

本郷の瀧桜ですが、本郷区には戦国武将として活躍した後藤又兵衛がこの地に落ちのび、僧侶となり一生を終えたと言う伝説が残っており、この枝垂れ桜が残る地も、後藤家の屋敷跡にあることから地元では、“又兵衛桜”と呼ばれ親しまれています。

ここでお弁当を食べる予定だったのですが、添乗員さんに寒いのでバスの中で食べるようにと指示されました。桜を見ながらお弁当を食べてビールを飲むのが最高なんですが、桜がなくても外で食べたかったです。どちらか好きな方を選べるようにして欲しかったです。また、駐車場にはトイレもなかったのでビールは諦めました。

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大野寺です。

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こちらも開花はまだです。しかも、この日は寒くて雪が降っていました。花見ならぬ雪見です。小さな寺なのですが、桜の時期は観光客が押し寄せて、東北からもツアー客が来ていたそうです。遠くから来ている人は、余計に残念だったでしょうね。

大野寺には、もう一つ見所があります。

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弥勒磨崖仏です。
鎌倉の初期、承元元年(1207年)興福寺の荘園であった時、宇陀川の対岸に屹立する弥勒磨崖仏の造顕がなされました。発願主は興福寺の雅縁大僧正で、後鳥羽上皇に奏上し、上皇の勅願によって造立されました。

高さ100尺(33m)に近い弥勒巌に、高さ45.5尺(13.8m)の挙身光式の凹みを切り込み、その内面を水磨きして弥勒仏の立像を線刻したものです。宇陀川の対岸は彼岸であり弥勒の浄土をあらわしています。

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桜は咲いていませんでしたが、さんしゅゆの花が咲いていて心を和ませてくれました。

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奈良公園の近くにある、氷室神社です。
ここは奈良一番桜といわれている神社で、ようやく想像じゃない桜を目にすることが出来ました。

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寒さにも関わらず、すごい人出です。
満開の桜が綺麗です。

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時間があったので、奈良公園をぶらぶらと歩いて東大寺までやってきました。
中に入る時間はなかったので、外から眺めて戻りました。

奈良公園を訪れたのは、何十年振りかになりますが、中国人観光客がめっちゃっ増えていて時代が変わったなぁと実感しました。

そのあと、お土産屋さんに寄りました。
早くみんなが集合すれば、予定より早く出発すると言われて、早めに駐車場に戻ったのですが、バスがいません。結局、出発予定時刻よりも遅れてバスはやってきました。それなら、早く集合すれば云々はゆうたらあかんやろと思いました。なんだか、段取りの悪い添乗員です。

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最後は、郡山城址です。
ここは5分咲きですが、満開に近いところもあり楽しめました。

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お城まつりもやっています。
当初は4月8日までの予定だったのですが、開花が遅れていたので15日まで延長になったようです。郡山城址は、日本の桜の名所100選にも選ばれていて、屋台もぎょうさん出ていて、人も多かったです。

郡山城の野面積みの石垣には、平城京羅城門の礎石や石地蔵、五輪塔などがおしげもなく積み込まれています。

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さかさ地蔵もこのうちの一つで、石造地蔵菩薩立像が逆さに積み込まれているので「さかさ地蔵」と呼ばれています。地蔵は、左手に宝珠を持ち、右手に錫杖を持っています。仏身は約90cmの立像で大栄三年(1523)癸未七月十八日の刻銘があります。

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郡山は金魚が有名ですが、城址にも金魚鉢が置かれていて、気持ちよさそうに泳いでいました。

渋滞がなかったおかげか、出発が45分遅れたにもかかわらず、予定より1時間15分早く大阪に戻ってこられました。

遅れたお詫びとして、奈良のお土産をみんなに配っていました。
添乗員とゆう仕事は大変やと思います。

想像で楽しんだのが半分、目で楽しんだのが半分とゆう桜見物でしたが、春を感じることが出来てよかったです。

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