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笑福亭福笑 独演会vol.24「還暦奮闘篇」 [落語]

笑福亭福笑さんの独演会に行ってきました。
昨年は行けなかったので、発売初日にチケットを買い求めて期待いっぱいで行きました。

チケット発売期間と新型インフルエンザの流行期間が重なり、
当日は雨とあって昨年より入りが悪く、1階の後ろの方でも空席が目立っていました。


演目は
笑福亭たま 「近日息子」
笑福亭福笑 「代脈」
桂三象 「三象おどり」
笑福亭福笑 「油屋金兵衛」
    中入
笑福亭福笑 「当世雇用事情」


開口一番は福笑さんの唯一の弟子の、たまさんです。
機転を利かせすぎた息子と親父と、近所の人のやり取りが楽しいです。
言い間違いばかりをする男のくだりが面白かったです。

2席目は、福笑さんで古典落語です。
何度も聞いているネタですが、
福笑さんらしく、過激なネタになっていて、
若先生の取る言動が面白かったです。

3席目は、ゲストの三象さんです。
今回は落語ではなく、日本舞踊を踊られました。
本人がおっしゃるように、愛嬌のある踊りでした。

4席目は、福笑さん作の古典風創作落語です。
初めて聞く落語ですが、
相場で10円の借金をした男が兄貴分の男と一緒に、
しぶ金(しぶちんの金兵衛)のところに、口八丁で借金の申し出を
しに行くというお話しです。
男と兄貴分とのやり取りが面白かったです。
さげも、一ひねりあってよかったです。


15分間の中入りです。


トリは、創作落語です。
こちらも初めて聞きます。

60歳になり、メンテナンス会社に面接に来た男が
窓拭きの仕事に就きます。

先輩のオチさんについて仕事をしますが、
オチさんは、83歳まで年を数えていたが今は何歳かわからなく、
100歳を超えているらしいのですが、パワフルで面白い。

窓拭きをしていると、おばあさんがひったくりにあっているのを発見。
オチさんは、とんでもない行動にでます・・・。



終演は20時51分でした。
副題にありますように、
福笑さんは、今年還暦です。

「村の渡しの船頭さんは、今年60のお爺さん」という歌がありますが、
福笑さんは、この歌を聞くといやな気持ちになるとおっしゃっていました。

当世60歳で、おじいさんと言う感覚はないですし、
落語家に定年はないので、ますますの奮闘を願っています。



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