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沖縄 [国内旅行]

2013年12月11日(水)曇

今日もパッとしない天気です。
予定では、レンタルバイクで青い空の下、グスク(城)巡りをしようと思っていたのですが、チョーどんくさいことに免許証を忘れてしまいました。あ~あ、自分が自分で嫌になります。
なんくるないさぁ~(なんとかなるさー)と、うちなーんちゅーに頭を切り替えて旅を楽しみます。

と、ゆうわけでゆいレールの1日乗車券はまだ有効なので、ゆいレールに乗って首里駅へ。
徒歩で首里城を目指します。

沖縄と大阪は、資格試験のワースト1、2を争ったりと、ラテン気質なところは似ていますが、歩くスピードはぜんぜん違います。大阪は全国1早いです。べべたは鹿児島だそうです。沖縄もゆっくりしています。エスカレーターを歩く人は見かけません。いらちは、あかんけど、早歩きは健康にはいいそうです。

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まずは、守礼門から入っていきます。
守礼(しゅれい)、は礼節を守るとゆう意味で、門に掲げられている扁額には「守■之邦(しゅれいのくに)」と書かれています。「琉球は礼節を重んずる国である」という意味です。
2000円札に描かれていますが、お釣りで2000円札もらったことがありません。
どこへ行っていしまったんでしょう。

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園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)です。
琉球石灰岩で造られた建造物で、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所です。形は門になっていますが人が通る門ではなく、いわば神への「礼拝の門」ともいうべき場所です。
世界遺産に登録されています。

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歓会門です。
首里城の城郭内へ入る第一の正門で、「歓会(かんかい)」とは歓迎するという意味です。往時、首里城へは中国皇帝の使者「冊封使(さっぽうし)」が招かれましたが、こうした人々を歓迎するという意味でこの名が付けられました。

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瑞泉門です。
「瑞泉(ずいせん)」とは「立派な、めでたい泉」という意味です。門の手前右側にある湧水が「龍樋(りゅうひ)」と呼ばれ、それにちなんでこのように名付けられました。ここは第二の門で、別名「ひかわ御門(うじょう)」ともいいます。
にしても、修学旅行生だらけです。
静かに見学出来ませんが、修学旅行生のお小遣いがなんぼか知りませんが、沖縄にお金を落としてくれるなら歓迎です。

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西のアザナ(いりのあざな)からの那覇の町の眺めです。
天気がよければ、慶良間諸島などが見えます。
想像して楽しみました。

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奉神門(ほうしんもん)をくぐると、正殿です。
ここから先は、有料区域となります。
映画セットとの陰口も言われますが、綺麗な建物です。
素直に眺めましょう。

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ぐるっと南殿、正殿、北殿を眺めて外に出ると、淑順門です。
淑順門(しゅくじゅんもん)は、国王やその家族が暮らす御内原(おうちばら)と呼ばれる場所への表門で、琉球語の古称は「みもの御門」「うなか御門」です。

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弁財天堂と円鑑池(えんかんち)です。
「弁財天堂」は航海安全を司る水の女神・弁財天を祀っています。建物は当初1502年に朝鮮から贈られた方冊蔵経(ほうさつぞうきょう)を納めるために建立されましたが、1609年の薩摩侵入で破壊されました。 1629年に修復、このとき円覚寺にあった弁財天像を安置したが、その後荒廃したため1685年に薩摩から新像を移しました。しかし、これも沖縄戦で破壊され、その後1968年に復元されました。
修学旅行生は、このへんは来ませんので、ゆっくりと見学できます。

この日も曇っていましたが、風がなく気温19℃くらいで歩いていると暑いです。
半袖で歩いていたら、地元の人が寒くないかい?とビックリしてはりました。
地元の人は、ジャケットやコートを着て、マフラーを巻いている人もいてはりますので、
半袖だとビックリするでしょうね。

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国際通りまで戻って、ぶらぶらしました。
戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたこと、長さがほぼ1マイル(1.6Km)であることから、「奇跡の1マイル」とも呼ばれています。

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お昼は、沖縄県庁内にあるお店で、沖縄そばにしました。
沖縄そばは、そばとゆうてもそば粉は使いません。小麦粉を使っています。
手打ち麺で、太さ、長さが若干不揃いで、硬めに茹でられています。
出汁は、カツオのみを使用します。
そこに「三枚肉」と「ロース肉」、「かまぼこ」、「ねぎ」に「針生姜」がのっています。

味は、めっちゃ美味いとゆうわけではないですが、素朴な味です。
やまとんちゅは、そばには唐辛子をかけますが、うちなーんちゅは、コーレーグースをかけます。
コーレーグースは、島とうがらしを泡盛に漬け込んだ沖縄県の調味料です。
当然のことながら、入れすぎると酔っ払うのでお酒に弱い人は注意です。

お口直しに「ちんすこう」が付いていました。
ご馳走様でした。

さて、お腹もふくれたところで、斎場御嶽(せーふぁうたき)に向かいます。
路線バスに乗って向かいます。
国内旅行では、電車移動が多く、長距離バスにはほとんど乗りません。
長距離バスに乗っていると、世界放浪していたときの感じで、これはこれで乙なもんです。
1時間ほどで、斎場御嶽前バス停に到着。運賃は810円でした。

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斎場御嶽入口の案内をすぐに見つけて、歩いていきます。
これが失敗でした。
バス停そばにある物産館でチケットを購入しないといけません。
入れてはくれましたが、要注意です。

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道は琉球石灰岩を使って造られています。
ここも滑りやすいので、滑りにくい靴でいきましょう。

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御嶽は琉球の神話の神が存在、あるいは来訪する場所であり、また祖先神を祀る場でもあります。地域の祭祀においては中心となる施設であり、地域を守護する聖域として現在も多くの信仰を集めています。琉球の信仰では神に仕えるのは女性とされるため、王国時代は完全に男子禁制でした。現在でもその多くが一定区域までしか男性の進入を認めていません。
右側には、貴婦人様御休み所と二本の鍾乳石があります。
鍾乳石から滴り落ちる水は、その下に置かれた壷に受けられ、儀式に使われる霊水となっています。

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三庫裏(サングーイ)です。
巨大な2つの石で構成され、三角形をした洞門の奥が久高島遥拝所です。
この洞門は約1万5千年前に起った地震の断層のズレから出来たと言われています。
なんとも神秘的な眺めです。
ちょっと修学旅行生が邪魔ですが・・・。

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久高島遥拝所からの眺めです。
見えている島が、久高島です。

斎場御嶽を出て、バスの待ち時間がありましたので、ぶらぶらと歩いて知念岬公園はへ。
バス停から300mほどの距離です。

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おー、これは絶景です。
晴れてたら素晴らしい色でしょうね。曇っていても気持ちがいいです。

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ちょっと色味が足りませんが、美ら海(ちゅらうみ)です。

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沖縄は、なぜかあちこちに野良猫がいてます。
こんな岬の駐車場にもいてました。
観光客から餌をもらってるんかな。
ネコ好きとしては嬉しいんですが、ちょっと心配になります。

再びバスで那覇市内に戻ってきました。
バスの運転手は、赤信号で止まるとたんびたんび、手鏡を見ながら鼻毛を抜いていました。
さすが沖縄、のんびりしたもんです。なんくるないさー。

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波上宮です。
波上宮(なみのうえぐう)は沖縄県那覇市にある神社です。那覇港を望む高台の上に位置し、「なんみんさん」として親しまれています。初詣は、ここに来る人が多いそうです。

中国人の団体客が観光に来ていました。
絵馬を見たら、日本語より中国語のほうが多かったです。
なんか不思議な気持ちです。

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波上宮のすぐ近くには那覇市唯一のビーチである、波の上ビーチがあります。
看板には、10月いっぱい遊泳できると書いてありました。

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さて夜も更けてきて、国際通りのネオンも綺麗です。

今夜は県庁前駅の近くにある居酒屋にレッツゴー。

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まずは、定番の沖縄料理の海ぶどうやミミガーなどをたのんで、
ここの名物の石垣牛のハンバーグを注文。
ビールは、オリオンビールの生中を注文。
うまうま~。ビールによく合います。
これとご飯でサクっと食事使いしてはる人もいてはりました。
ご飯にもよく合いそうです。

地元のもんを食べて、地元のお酒も飲むのが私の旅のスタイルなんで、オリオンビールでいいんですが、ジョッキが小さい!小ジョッキくらいの大きさです。ビール好きとしては、ちと悲しいです。昨日の居酒屋もおんなじサイズだったんで、これが沖縄サイズなんでしょう。

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珍しいところで、山羊刺を注文。
ぜんぜん臭みがなくて、うまうま~。

ビールから泡盛へ切り替え。
まずは、残波黒をいただきます。

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昨日頼んで感動した、どぅる天を注文。
普通でした。
昨日食べてへんかったら、こんな料理なんやと思いますが、雲泥の差です。店によって全然ちゃうとゆうことでしょう。

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島豆腐とザーサイのラー油がけです。
泡盛によく合います。2杯目は、残波白にしました。

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スーチカーです。
豚の三枚肉の塩漬けです。炙ってあって美味しいです。
これは、ビールのほうが合うかな。
泡盛、3杯目は忠考にしました。

ここのお店は島唄ライブがあるのですが、かなり遅い時間でないと演奏しないようです。
よう食べたし、よう飲んだんで帰ろうと思ったら、店のおにいさんが、もうすぐライブ始まるから見ていったらとゆうてくれて、20分ほど待ってたのですが、ぜんぜん始まる気配がありませんので帰りました。
沖縄の「今でしょ!」は、「いつでしょ?」。
まあ、のんびりしているのはええとは思います。

今日も、よく遊びよく食べよく飲みました。
沖縄、とってもいいさぁー。

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