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博多・小倉・門司港・下関観光 [国内旅行]

2013年2月14日(木)晴後曇
下関観光

ドミトリー(カプセルホテル)で、何の不満もないのですが、同宿者にマナーの悪い人がいてると困ります。一晩中テレビをつけている人がいてて、五月蝿くてよく眠られなくてめっちゃ眠たいです。

JRで博多から門司港まで移動です。
今回はJRでの移動が多く、いちいち切符を買うのが面倒なので、前日にICOCAにチャージしておきました。改札を通ろうと思ったら使用できませんと拒否されました。使われへんカードやのにチャージだけできるっちゅうのは、どうゆうこっちゃい。頼んまっせ、JR九州さん。

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1時間40分ほどで門司港駅へ到着。駅のコインロッカーに荷物を預けて、歩いて下関まで行きます。
大正3年(1914)に旧門司駅として建てられた駅舎で、ネオ・ルネッサンス式の木造2階建てで、美しい建物です。2018年3月まで改装中です。

この日は寒くなくて歩いての観光には、ちょうどいいです。

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NTT門司電気通信レトロ館です。
大正13年(1924)に建てられた門司初のモダニズム建築です。当時、電話交換手は憧れの職業だったそうです。NTT門司営業所として使われていましたが、今は新旧の設備や機械が展示されていて、無料で見学出来ます。

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ノーフォーク広場です。
北九州市と姉妹都市のアメリカ・バージニア州ノーフォーク市にちなんで名付けられた公園です。釣りをしている人や犬の散歩をしている人がいてて、のんびりとしたええ風景です。

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ノーフォーク広場から坂道を上がっていくと、和布刈公園第2展望台に出ます。
ここからは、関門海峡が一望できます。天気もよく、まさに絶景です。

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第2展望台を下って、すぐのところに関門トンネル人道入口があります。
エレベーターを使って、地下のトンネル入口まで下りてから歩いて渡ります。

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トンネルは、幅4m長さ780mです。
トンネル内は暖かくて、そのせいかウォーキングやジョギングをしている人もいてはりました。
トンネルのほぼ真ん中に福岡県と山口県の県境があります。海面下約58mです。ここで福岡と山口をまたにかけて反復横跳びをしました(心の中で)。

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約10分でトンネル横断達成!!
福岡側と山口側で横断記念スタンプをゲットしておきましょう。下関駅・新下関駅・門司港駅で関門TOPPA記念証がもらえます。デザインが4種類あって、選べるようになっています。

山口側のトンネルを上がってすぐ近くに火の山公園があるのですが、ロープウェイが休止していましたので諦めました。

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壇之浦を眺めながら、ブラブラと歩きます。
みもすそ川公園です。
幕末に4カ国艦隊を砲撃した長州砲の砲台跡があって、5門のレプリカが関門海峡に向かって並んでいます。

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赤間神宮にある水天門です。
陸の竜宮と呼ばれる鮮やかな朱塗りが綺麗です。
赤間神宮は、戦いに敗れ、わずか8歳で入水した安徳天皇と平家の武将を祀っています。
平家の亡霊に琵琶を聞かせたとゆう耳なし芳一も祀られています。

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日清講和記念館です。
春帆楼で明治28年(1895)に日清講和会議が行われ、下関条約が締結されました。日本からは伊藤博文首相、清国からは李鴻章など総勢11名が出席した会議の席が当時の調度品などで再現されています。入場は無料です。

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亀山八幡宮です。
海を見渡せる境内から久坂玄端の指揮でアメリカ商船攻撃合図の砲弾が発射され、馬関戦争の火蓋が切られたところです。
境内にある亀の像をなでると延命長寿で過ごせるそうです。

睡眠不足もあって足も重くなってきたので、ちょっと早めの昼食に。
亀山八幡宮のすぐそばにある、カモンワーフで昼食にします。

下関といえば、ふぐの産地です。
下関では、ふぐと呼ばずに福にかけて、ふくと呼んでいるそうな。

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ふくの関とゆうお店で、ふくの関定食にしました。
とらふく刺身・ふく唐揚げ・ふく南蛮漬け・ふく汁・ふく飯・香の物がついて2,200円です。
下関といえど、ふくはやっぱり高いです。でもやっぱり旨いです。

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ちょっと量が少なくて満腹にならなかったので、ファーストフード店で、ふぐバーガーを注文。350円です。中身はふぐフライとキャベツです。タルタルソースにマッチしていて美味しいです。ビールにもよく合います。

満腹して元気復活。観光再開です。

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門司港ほどではないですが、下関にもレトロな建物があります。
改装中ですが、旧英国領事館です。

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下関南部町郵便局です。
下関に残る洋風建築物として最も古いもので、現在使用されている郵便局舎としても最古のものです。

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旧秋田商会ビルです。
海運業を営んでいた秋田商会が事務所兼住居として、大正4年(1915)に竣工した和洋折衷のユニークな建築物です。西日本で最初の鉄筋コンクリート造りの事務所建築で、現存する同種建築としては最古級のものです。屋上には日本庭園と茶室があるのも、当時としては珍しいものです。

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日本庭園は通常は見られませんが、他は見学することが出来ます。
3階の大広間です。間仕切りを変えることによって、20畳から36畳あるいは52畳の広間として利用できるようになっています。また、電灯の高さも自由に調節でき、大正初期としては、いろいろな面で斬新な工夫が凝らされていて見ていて面白いです。

唐戸からバスに乗って、城下町長府まで移動です。
長府観光会館で地図をもらって、散策開始です。

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長府藩侍屋敷長屋です。
壇具川沿いに建ち、一見長屋風ですが構造の重厚さ、特に仲間部屋格子窓の造り等は、上級藩士の住居の趣を残しています。建築規模や格子窓の形態から江戸後期の建築物と推測されています。

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功山寺仏殿です。
鎌倉時代創建、唐様建築の美しさを保つ仏殿は、日本最古の禅寺様式を残していて国宝に指定されています。

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長府毛利邸です。
明治36年(1903)長府毛利家第14代藩主毛利元敏によって建てられた邸宅です。
明治天皇の行在所としても使われ、現在もその部屋が残されています。また、邸内の庭園もええ感じで、紅葉の名所ともなっています。

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古江小路です。
城下町長府の中でも、もっとも城下町の面影を残すところです。
ちょっと車が邪魔。

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横枕小路です。
練塀のある小道で、こちらも往時の面影が感じられます。

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乃木神社にある、夫婦の像です。
軍人として広くその名を知られ、明治天皇大葬の日に殉死した乃木希典を祀っています。
地元では、学問の神様としても親しまれているそうです。

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維新発祥之地碑です。
功山寺における高杉晋作の回天の義挙により歴史は大きく転回し、やがて明治維新を迎えたことに因んでいます。

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バスで下関駅まで移動です。
海峡夢タワーがありますが、曇ってきて眺めがイマイチかなと思って登りませんでした。

JRで門司港駅まで戻ってきました。

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門司港駅からホテルまで歩いていきます。
途中、風情のある街並みが残っています。奥に見えるのは、昭和5年建設の旧料亭三宜楼です。保存するかどうか検討中だそうです。

今回のホテルは、ホテルポート門司です。
1泊3,900円です。立地優先で選びました。いたって普通のビジネスホテルですが、客室にスロットマシーンが置かれているのがユニークです。

夕食は、ホテル近くの居酒屋で。
地元料金で、ビール1杯と焼酎2杯を飲んでも昼食より安く収まりました。

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夕食後、ライトアップされた門司港レトロを眺めながら散策しました。
風情があって、ええもんです。

ホテルに戻って、明日の天気予報を聞いたら90%雨予報とのことでした。
まあ雨に濡れたレトロも、おつなもんと思って床につきました。

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