寝台特急ブルートレイン「日本海」で東北 [国内旅行]
2012年2月24日(金)雪のち晴
秋田~岩手~宮城
ホテルの前には、かまくらが作られています。
入りに行こうかなと思っていたのですが、朝から吹雪でやめました。
バスが雪にはまってしまって身動きがとれなくなってしまいました。ホテルの本館から雪が少ない東館まで移動してバスを待ちます。急遽、除雪車で雪をかいて10分ほど遅れてホテルを出発です。夜の間にだいぶ積もったようで、それやったら早くから除雪車を出して、ホテルから通行道まで除雪しとかなあかんのんちゃうんかなと思います。
ようやく出発したと思ったら、1本道で2台の車がスリップして通行できなくなっています。どんどんと後続に車が詰まってきて、運転手やら総動員で2台の車を脇に押しやって、どうにか通行できるようになりました。20分ほどロスしてしまった為、今日の観光予定に入っていた南部鉄器工房の見学は割愛となってしまいました。楽しみにしていたので残念です。中には中尊寺を割愛せえとゆう人もいてはりました。もうすでに見たことがある人でしょうね。
とゆうわけで、とりあえず最初の見学地の田沢湖に向かいます。
田沢湖は、水深423.4mで日本一、世界では17番目に深い湖です。この深さゆえに真冬でも湖面が凍り付くことはありません。
1940年に発電所を建設して、発電のために玉川温泉から強酸性の水を導入した結果、田沢湖の魚類はほぼ死滅してしまい、固有種であったクニマスは絶滅してしまいました。豊かさを追求したあまり、大切なものを失ってしまったとゆう一つの例ですね。
そのクニマスが、さかなクンたちのおかげで、山梨県西湖で生息しているのが約70年振りに確認されました。田沢湖レストハウスには、さかなクンのメッセージも飾られていました。
田沢湖は韓国ドラマのアイリスの撮影が行われたところでもあります。
それ以来、韓国からの観光客が増えたそうです。そんなふうに海外からの観光客が増えるのは嬉しいのですが、日本のドラマや映画の求心力が弱くなっているように感じるのは、私だけでしょうか。
雪はトラブルも引き起こしますが、綺麗な風景で楽しませてもくれます。
田沢湖からの移動中、高速道路を走っていて工事中のところがあったのですが、どんどん割り込みさせて本線より割り込みの車のほうがサクサクと進むとゆう大阪では信じられない光景を目にして、東北の人はのんびりとしているんやなぁと感心しました。1台の車が4台くらい割り込ませてから自分が進んでいるくらいのペースでした。
岩手県平泉まで移動して中尊寺の麓で昼食です。
昼食はツアーに頼んで精進料理にしました。
東北応援ツアーですので、ビールで応援します。
「平泉世界遺産」ラベルのビールです。売り上げ1本につき1円が岩手県に寄付されるようになっています。
がんばろう東北!がんばろう肝臓!
精進料理は、量は少ないし味もいまいちでした。
これで1200円は、ちょっと勿体ないです。
中尊寺の参詣道は、登り坂になっていますので、行きはバスで送ってもらいました。
先ずは、金色堂からお参りです。
新覆堂です。この中に金色堂があります。写真撮影は禁止です。
柱や長押にいたるまで、白く光る夜行貝の細工(螺鈿)、透かし彫りの金具・漆の蒔絵と、平安時代後期の工芸技術を結集して作られています。平安仏教美術の煌びやかさと、それを具現する技術の素晴らしさ細やかさに驚かされます。
新覆堂の近くにある讃衡蔵では、国宝や重要文化財が展示されていて、金色堂の修復作業の様子がビデオ放映されています。修復作業の様子がよく分かって興味深かったですが、ここでも時間がなくて途中までしか見られませんでした。
金色堂の近くには、松尾芭蕉の像が立っていました。
奥州藤原氏が滅亡して500年目にあたる元禄2年(1689)、「奥の細道」の旅に出ます。細道のはて平泉を訪れた芭蕉は、丘の頂きに登り忽然とあらわれる風景を見ました。そこには往時の栄華はなく、旧跡は田野となってひろがっているばかりでした。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」、と詠みました。
あとは、月見坂を下りながら見学していきます。
中尊寺の本殿です。
ご本尊は、阿弥陀如来です。
弁慶堂です。
中に弁慶の像がありますが、写真撮影禁止です。
麓まで下ったところに、「芭蕉 奥の細道紀行 奥州岩手路最北端 折返地」と刻まれた平泉の碑がありました。
その近くに、力持ちの弁慶にちなんだ弁慶力石があります。
平泉では、160キロの鏡もちを担ぎ歩いた距離を競う、弁慶力餅競技大会が開かれています。力自慢の方は是非どうぞ。
中尊寺の見学を終えて、宮城県仙台駅まで向かいます。
行きは寝台特急でしたが、帰りは現代の特急、新幹線で帰ります。
仙台駅で少しだけ時間があったので駅前をぷらぷらしました。
仙台駅前の通りにはガス灯があります。
その中のいくつかには、伊達政宗公の騎馬像があります。興味のある方は、探してみましょう。
東北新幹線「やまびこ」で東京まで、東京で山陽新幹線「ひかり」に乗り換えて、新大阪まで5時間41分の旅です。新幹線を使っても東北は遠いです。
鉄っちゃん達は、帰りの東北新幹線もカメラに収めていましたが、さすがに山陽新幹線は飽きているのか写真を撮っている人はいませんでした。
秋田~岩手~宮城
ホテルの前には、かまくらが作られています。
入りに行こうかなと思っていたのですが、朝から吹雪でやめました。
バスが雪にはまってしまって身動きがとれなくなってしまいました。ホテルの本館から雪が少ない東館まで移動してバスを待ちます。急遽、除雪車で雪をかいて10分ほど遅れてホテルを出発です。夜の間にだいぶ積もったようで、それやったら早くから除雪車を出して、ホテルから通行道まで除雪しとかなあかんのんちゃうんかなと思います。
ようやく出発したと思ったら、1本道で2台の車がスリップして通行できなくなっています。どんどんと後続に車が詰まってきて、運転手やら総動員で2台の車を脇に押しやって、どうにか通行できるようになりました。20分ほどロスしてしまった為、今日の観光予定に入っていた南部鉄器工房の見学は割愛となってしまいました。楽しみにしていたので残念です。中には中尊寺を割愛せえとゆう人もいてはりました。もうすでに見たことがある人でしょうね。
とゆうわけで、とりあえず最初の見学地の田沢湖に向かいます。
田沢湖は、水深423.4mで日本一、世界では17番目に深い湖です。この深さゆえに真冬でも湖面が凍り付くことはありません。
1940年に発電所を建設して、発電のために玉川温泉から強酸性の水を導入した結果、田沢湖の魚類はほぼ死滅してしまい、固有種であったクニマスは絶滅してしまいました。豊かさを追求したあまり、大切なものを失ってしまったとゆう一つの例ですね。
そのクニマスが、さかなクンたちのおかげで、山梨県西湖で生息しているのが約70年振りに確認されました。田沢湖レストハウスには、さかなクンのメッセージも飾られていました。
田沢湖は韓国ドラマのアイリスの撮影が行われたところでもあります。
それ以来、韓国からの観光客が増えたそうです。そんなふうに海外からの観光客が増えるのは嬉しいのですが、日本のドラマや映画の求心力が弱くなっているように感じるのは、私だけでしょうか。
雪はトラブルも引き起こしますが、綺麗な風景で楽しませてもくれます。
田沢湖からの移動中、高速道路を走っていて工事中のところがあったのですが、どんどん割り込みさせて本線より割り込みの車のほうがサクサクと進むとゆう大阪では信じられない光景を目にして、東北の人はのんびりとしているんやなぁと感心しました。1台の車が4台くらい割り込ませてから自分が進んでいるくらいのペースでした。
岩手県平泉まで移動して中尊寺の麓で昼食です。
昼食はツアーに頼んで精進料理にしました。
東北応援ツアーですので、ビールで応援します。
「平泉世界遺産」ラベルのビールです。売り上げ1本につき1円が岩手県に寄付されるようになっています。
がんばろう東北!がんばろう肝臓!
精進料理は、量は少ないし味もいまいちでした。
これで1200円は、ちょっと勿体ないです。
中尊寺の参詣道は、登り坂になっていますので、行きはバスで送ってもらいました。
先ずは、金色堂からお参りです。
新覆堂です。この中に金色堂があります。写真撮影は禁止です。
柱や長押にいたるまで、白く光る夜行貝の細工(螺鈿)、透かし彫りの金具・漆の蒔絵と、平安時代後期の工芸技術を結集して作られています。平安仏教美術の煌びやかさと、それを具現する技術の素晴らしさ細やかさに驚かされます。
新覆堂の近くにある讃衡蔵では、国宝や重要文化財が展示されていて、金色堂の修復作業の様子がビデオ放映されています。修復作業の様子がよく分かって興味深かったですが、ここでも時間がなくて途中までしか見られませんでした。
金色堂の近くには、松尾芭蕉の像が立っていました。
奥州藤原氏が滅亡して500年目にあたる元禄2年(1689)、「奥の細道」の旅に出ます。細道のはて平泉を訪れた芭蕉は、丘の頂きに登り忽然とあらわれる風景を見ました。そこには往時の栄華はなく、旧跡は田野となってひろがっているばかりでした。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」、と詠みました。
あとは、月見坂を下りながら見学していきます。
中尊寺の本殿です。
ご本尊は、阿弥陀如来です。
弁慶堂です。
中に弁慶の像がありますが、写真撮影禁止です。
麓まで下ったところに、「芭蕉 奥の細道紀行 奥州岩手路最北端 折返地」と刻まれた平泉の碑がありました。
その近くに、力持ちの弁慶にちなんだ弁慶力石があります。
平泉では、160キロの鏡もちを担ぎ歩いた距離を競う、弁慶力餅競技大会が開かれています。力自慢の方は是非どうぞ。
中尊寺の見学を終えて、宮城県仙台駅まで向かいます。
行きは寝台特急でしたが、帰りは現代の特急、新幹線で帰ります。
仙台駅で少しだけ時間があったので駅前をぷらぷらしました。
仙台駅前の通りにはガス灯があります。
その中のいくつかには、伊達政宗公の騎馬像があります。興味のある方は、探してみましょう。
東北新幹線「やまびこ」で東京まで、東京で山陽新幹線「ひかり」に乗り換えて、新大阪まで5時間41分の旅です。新幹線を使っても東北は遠いです。
鉄っちゃん達は、帰りの東北新幹線もカメラに収めていましたが、さすがに山陽新幹線は飽きているのか写真を撮っている人はいませんでした。
コメント 0