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足立美術館・米子・松江 [国内旅行]

2020年2月18日(火)雪後晴
以前から見たいと思っていた足立美術館の庭園の雪景色を見に行くことに。
1ヵ月以上前から、宿や列車等の予約をしました。
ところが今年は記録的な暖冬、半ば雪景色は諦めていたのですが、1週間前くらいの天気予報で雪マークが。雪乞いをしながら出発の日を待ちました。

出発当日、現地は雪の予報です。ヤッホー!
新幹線で岡山へ、岡山からは特急やくもに乗り換えです。
ところが雪の影響でやくもが2本運休になり、2時間後の便に変更。
道中も遅れて、安来駅への到着は2時間半遅れでした。降りすぎやっちゅうねん!

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15時前に、なんとか足立美術館にたどり着きました。4年半振りの訪問です。
到着が遅れて、だいぶ融けていましたが、美術館前の歓迎の庭にも雪が残っていました。

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枯山水庭も樹々の雪は融けていましたが、雪が残っていました。
記録的な暖冬でこの雪景色が見られるとは奇跡のようです。感激です。

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緑と白のコントラストが美しいです。

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池庭の額絵も・・・。

ゆっくりと景色を楽しみたかったのですが、到着が遅れたので思う存分とはいきませんでしたが、無事たどり着けて雪景色が見られて良かったです。新型コロナウイルスの影響で外国人観光客が激減していて、足立美術館もガラガラでした。ゆっくりと観られたのはよかったのですが、早く収束して欲しいもんです。

米子に戻り1泊。
夜は山陰のカニと地酒に舌鼓を打ちました。
暖冬の影響か楽しみにしていた寒ブリは、ありませんでした。

2020年2月19日(水)晴後曇
ホテルをチェックアウトして、まずは米子の観光です。
米子は古くから城下町として栄え、明治から大正、昭和期には「山陰の商都」と呼ばれ、大いに繁栄してきました。観光としては、江戸時代から残り続ける町屋などの城下町町並みを散策するか、米子城跡に登るかが目玉だと思います。
とゆうわけで、米子城跡を目指します。

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天気はいいのですが、前日の雪が残っていて足元悪いなかでの登山です。
米子城は、標高約90mの湊山に築かれました。パンフレットでは15分で登れると書いてありました。後から分かりましたが、登城口は3ヵ所ありますが一番ハードな道を選んでいました。

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米子城は五重の大天守閣と四重の小天守閣を誇る山陰屈指の名城でしたが、今はその石垣をとどめるだけです。立派な石垣です。

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本丸跡からは360度のパノラマです。
雪も少し残っていて、よか眺めです。

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中海から日本海まで眺められ、絶景です。
最高に気持ちがいいです。少し雲がありました。雲がなければ、大山や遠く隠岐の島も見えるそうです。

松江に移動して昼食をすませて、松江城の観光です。

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堀尾吉晴の像が迎えてくれます。
私は歴史には、とんと疎いのですが、松江の将来性に着目して城地を松江に移しました。城普請の名人ですが自分は藩主になることなく、孫の忠晴を助け松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築きました。なかなかの傑物ですね。

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城山公園の南入口から入ると、すぐに見えてきます。
大手門跡付近です。立派な石垣と太鼓櫓です。

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いよいよ、ご対面~。国宝・松江城です。全国に現存する12天守の一つで、山陰では唯一の天守閣です。四重五階、地下一階の複合式望楼型の天守です。
黒を基調とした凛々しい城です。カッコよろしぃなぁ。

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松江城は慶長16年(1611)に堀尾吉晴が5年の歳月をかけて完成しましたが、創建年が、はっきりとしなかったのですが、祈祷札が見つかり創建年を裏付け、国宝認定のきっかけとなりました。今は、レプリカが展示されています。

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内部の木組みも美しいです。

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最上階の5階からの眺めです。
ちょっと雲が多かったですが、そこから光が差し込んで水面が輝いて綺麗です。

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国宝指定書です。
細かく指定内容が書かれているのですね。初めて目にしました。

雪に振り回されましたが、雪を愛でて雪と戯れることが出来た有意義な旅になりました。
旅は、やめられまへんなぁ~。次は、どこ行こ。

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寝駄を根太にする会 [落語]

2019年6月1日(土)

落語会に行ってきました。
場所は、千日亭です。
永く寝かしたまま駄目にしていた“ネタ”を根太い“ねた”にする会と銘打っての落語会です。
由瓶さんのプロデュースで、受付もしてはりました。
木戸銭は、予約して¥2000。

初めにトークがありました。
誰に稽古をつけてもらったか、何回くらい演じたか、何年くらい演じていないか、どうして演じなくなったのか等、面白い裏話が聞けました。

演目は、
笑福亭由瓶 「親子酒」
桂福丸 「平の陰」
桂かい枝 「稽古屋」
中入
笑福亭鉄瓶 「近日息子」
笑福亭由瓶 「算段の平兵衛」

親子酒、教えてもらった人の色から自分の色にするのに苦労したそうです。
由瓶さんの色になっていて、面白かったです。

平の陰、笑福亭門下がよくやるネタです。
鶴志さんのネタが印象に残っています。
福丸さんは無難に演じられていましたが、ニンに合わないように感じました。

稽古屋、今回で5年ぶり3回目とのこと。
途中からグダグダになってしまって、あんなかい枝さんを見たのは初めてでした。
器用な方だと思っていたのですが、落語の道は奥深くて厳しいもんだなと再認識しました。

近日息子。
マクラの息子さんの「ズーラ、ズラ」とゆう話しが爆笑でした。
ネタも無難に演じているように感じました。

算段の平兵衛。
練れていないのか、ニンに合っていないのか、由瓶さんの良さが出ていないように感じました。

最後に反省トークをする予定でしたが、なしになりました。
それぞれの落語家さんが心の中で反省してはるのでしょう。
これから、何回もかけて根太になるように祈っております。

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亜無亜危異/頭脳警察 [音楽]

2019年5月25日(土)

久しぶりのライブ。頭脳警察に行ってきました。
ハコは、磔磔です。磔磔は行きたいと思っていたライブハウスです。磔磔は今年45周年です。
そして頭脳警察は50周年です。ダブルでおめでたいライブです。

入場時にドリンク代¥600なりを払って、中へ。
ドリンクは缶・ペットボトルでした。
バーで飲みたいと思っていたのですが、満員なのでバーがオープン出来ないので仕方ないですね。

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頭脳警察がメインと思っていたら、亜無亜危異presents SHOWDOWN 2019となっていて亜無亜危異がメインです。

まず頭脳警察が登場。
50周年とあって、懐かしの名曲も演奏してくれました。
PANTA 69歳。髪は真っ白けになっていました。
声は若いですが、ちょっと体力的にしんどそうな場面も・・・。でもパワーは流石です。
他のメンバーは28から29歳、頭脳警察が再結成した時に生まれたメンバーです。年の差、40歳。
PANTAのロックスピリットが伝承されたら嬉しいなと思います。

1時間のライブでアンコールもなく、物足りなかったですが、このあとレコーデイングに入って9月には50周年のアルバムが出る予定なので、その時はたっぷり聴かせて欲しいです。

30分ほどセッティング待ち。
亜無亜危異の登場。熱狂的なファンが多くて、ビックリです。
ナッパ服を着たファンも多かったです。
ボーカルのシゲルは59歳。PANTAよりは10歳若いですが、パフォーマンスは激しく、パワー満開でした。

1時間のライブで、アンコールは無かったですが、いいライブでした。

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ハルカス寄席 [落語]

2019年4月29日(月)

いつもは火曜日にやっているハルカス寄席がGWで特別興行を行なっています。
かい枝さんが出ている日に観に行きました。

あべのハルカスのSPACE9での興行です。
高いとこでやってるんやなと思ったら、その名の通り9階でした。
隣は催場になっていて、この日は北海道物産展をやっていて、すごい人混みです。

それに比べてハルカス寄席は、ほどよい混み具合でした。
木戸銭は1000円です。昼2回公演となっています。通しで両方観ると1500円です。
予約は出来ません。当日券に整理番号がついてきます。

演目は、
桂華紋 「書割盗人」
笑福亭由瓶 「相撲場風景」
桂かい枝 「算段の平兵衛」

座席数は60席くらいで、寄席とゆうより、勉強会といった雰囲気です。

由瓶さんは、生で観るのは初めてでした。
一生懸命とゆうのが、よく伝わる落語家だと感じました。
相撲場風景は好きなネタなのですが、汚い場面もあるので最近は演じる人が少ないです。
由瓶さんは、汚い場面は切っておられました。

お目当てのかい枝さんですが、最近聴いたネタでしたので、ちょっと残念。
小さな会場では、ネタは前もって分からないのが、辛いところです。

前回は、生のお囃子がない会場だったのですが、ここは生のお囃子が入っています。
このネタでは、お囃子が入りますので、前回はちょっとかわいそうに感じましたが、今回は安心して聴けました。

また、機会が合えば観に行きたいです。

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仙台・松島・山寺 [国内旅行]

2018年11月5日(月) 曇

以前から行きたい行きたいと思っていた仙台・松島。
ピーチのセールを見て、思わず予約してしまいました。
とゆうわけで、2泊3日の旅です。

3日とも天気がイマイチです。
松島で雨は嫌なので、降水確率が低い初日に松島を巡ることにしました。
関空から仙台空港まで、仙台空港から松島行きのバスがあるので、それを利用することに。

が、しかし関空での出発が30分遅れました。
乗換時間が35分なので、アセアセ。仙台空港に着いて、ダッシュでバス乗り場まで。
空港を出て、すぐの所がバス乗り場でギリギリセーフで間に合いました。ラッキーです。
料金は¥1000です。

1時間ほどで松島に到着。
まずは、観光船のチケットを買いました。
出航まで時間があったので、周辺をブラブラと観光です。

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福浦橋です。
全長252m。通行料¥200を払えば、福浦島に渡れます。時間がなかったので眺めるだけにしました。

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五大堂です。
大同2年(807)に坂上田村麻呂が建立したのが始まりといわれ、慶長9年(1604)に政宗が再建しました。ヒノキなどを使った木造建築で、東北最古の桃山建築ともいわれています。
透かし橋が綺麗です。

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仁王丸とゆう船です。定員400名の大型船です。
10分前に集合と言われていたので、10分前に行ったら長蛇の列です。はよ並んどいたら良かったです。

平日といえど混んでいましたが、なんとか窓側の席に座れました。
約50分の船旅です。料金は割引チケットを使って¥1350です。

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二つ仲良く並んだ様子から双子島と呼ばれています。
右側が鯨島、左側が亀島です。

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千貫島です。
伊達政宗が気に入り、「この島を館に運んだ者には銭千貫与える」とゆうたんが名前の由来です。

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鐘島です。
島に4つの穴があり、穴に打ち寄せる波の音が鐘を打つ音のように聞こえるそうです。
また、この穴が昔の小判のように見えるところから金の島とも呼ばれています。

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仁王島です。
ベレー帽をかぶった仁王像のようです。

松島湾はスケールが大きく、海外の湾のように感じました。
瀬戸内海や日本海の小さな湾を見慣れた者としては、ちょっと違和感がありました。
船が大きくて島に近寄れないのとスピードが早いので、小さな船でのんびりと眺めたら、もっと風情があるのになと思いました。観光客が多いので、さばくのには大きな船が必要なのでしょう。

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瑞巌寺の中門です。
天長5年(828)に慈覚大師が開創。慶長14年(1609)に伊達政宗が約5年の歳月をかけて禅寺として再建しました。

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庫裡内は撮影禁止です。
庫裡から中庭を眺めたところです。
まだ紅葉には少し早かったですが、色づいているところもありました。

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円通院です。
伊達政宗の嫡孫(ちゃくそん)光宗の霊廟として、正保4年(1647)瑞巌寺第100世洞水和尚により三慧殿(さんけいでん)が建立され開山されました。

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紅葉の名所としても有名です。夜はライトアップされます。
庭園との対比が綺麗です。

松島から仙台までJRで移動。
今回の宿は、ナインアワーズ仙台です。
1泊¥1873と嬉しい価格のカプセルホテルです。
設備は綺麗で申し分ないのですが、館内は飲食禁止なので寝酒が出来ないのが玉に瑕です。

ホテルの近くは繁華街で飲むところには事欠きせん。
「せり鍋」が仙台名物とは知らなくて、是非食したいと思っていたのですが、店は予約で満員でした。
国分町とゆうところは全部3000件の飲み屋がありますので、適当な店でお酒を頂きました。

2018年11月6日(火)曇後雨

仙台で、どこか紅葉狩りをしようと思っていたのですが、交通の便が悪いので探していたところ山寺(山形県)が近いので行くことにしました。仙台と山形って近いって意外でした。

仙台からJR各停で1時間ちょっとで山寺駅に到着。
山寺は通称で、正しくは「宝珠山 立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」と言います。
そんなに標高があるわけではないのですが、ひんやりして肌寒いです。
でも大丈夫、1070段の石段を登っていきますので、すぐ暖かくなるでしょう。

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登山口から少し登ったところに、根本中堂があります。
ブナ材が全体の6割程度用いられて建造されており、ブナ材の建築物では日本最古と言われ、天台宗仏教道場の形式がよく保存されています。

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山門の手前で売っていた、山形名物「玉こんにゃく」です。懐かしいなぁ〜。
ここでは、力こんにゃくとゆう名前で売っています。一串100円です。
よく味がしゅんでて美味しいです。

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松尾芭蕉の像がありました。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」・・・元禄2年(1689)7月13日に山寺を訪れた松尾芭蕉の句です。
ここで有名な句が生まれたとゆうことも知りませんでした。

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入山料300円を払い、山門をくぐって本格的に石段を登っていきます。
ジジィパワー プラス 力こんにゃくパワーで登っていきます。

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仁王門のところの紅葉です。
時期的には今が見頃だと思います。ここの紅葉は鮮やかでしたが、全体的には今年は色づきが悪いです。

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修行の岩場です。
岩場から転落死した者も多かったので、今は修行者以外の登山は禁じられています。

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1070段の石段を登って、奥之院にたどり着きました。
雨が心配だったのですが、なんとかもってくれました。

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雲が多いですが、下界の眺めが素晴らしいです。
芭蕉もこの景色を眺めて名句が閃いたのかもしれません。

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開山堂と納経堂です。
この景色を眺めて来て良かったなぁと思います。
下山を始めたら雨が降ってきて、ええタイミングで登れたと思います。

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山寺芭蕉記念館です。
山寺は人が多かったですが、ここを訪れる人はめっちゃ少ないです。
雨も本降りになってきたので、雨宿りを兼ねてのんびりと見学しました。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句が、どんな風に推敲していったか分かって面白かったです。
もともとは、「山寺や石にしみつく蝉の声」だったそうです。

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奥之院の標高は417mですが、下からの眺めはもっとあるように感じます。
石段を登ることによって、煩悩が消滅すると信仰されている修行の霊山です。
沢山のお坊さんも登ってはりました。

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煩悩を捨てきれない私は、仙台に戻ってきて、フラフラと飲み屋へ。
今日は仙台駅の近くで一杯。マグロぶつ刺、290円、安くて旨い。仙台の夜が更けていきます。

2018年11月7日(水)曇

今日は一番降水確率が高かったのですが、降っていませんでした。ラッキーです。
ここの宿はチェックアウトしても荷物を預かってもらえます。

今日は仙台市内の観光です。
るーぷる仙台とゆう循環バスを利用します。1日乗車券で620円です。
宿の近くのバス停から乗ったのですが、満員でビックリ。仙台は人気観光都市なのですね。

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仙台観光といえば、ここは外せません。瑞鳳殿です。
寛永14年(1637)に造営された初代藩主・伊達政宗の霊屋です。
瑞鳳殿の正面門は、涅槃門と呼ばれています。涅槃とは煩悩を取り去った悟りの境地となる状態を意味し、広くは死とゆう意味になります。

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涅槃門は樹齢数百年の青森檜葉を用いて再建され、正面扉上部の蟇股には瑞獣「麒麟」が彫刻されています。鮮やかなもんです。

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1636年、70歳で生涯を閉じた仙台藩祖伊達政宗公の遺命により、翌年の1637年に造営された霊屋です。
太平洋戦争時の1945年、アメリカ軍による仙台空襲で焼失してしまいました。その後1979(昭和54)年に焼失以前の瑞鳳殿を忠実に再現して再建され、平成13年(2001)には仙台開府四百年を記念して大改修工事が実施され、現在の姿となりました。

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一部紅葉していましたが、係りの人いわく一週間早いなぁとのことです。

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第2代藩主・忠宗を祀る「感仙殿」です。
忠宗は錬成された人格と法治主義により、仙台藩の実質的な基礎を確立しました。

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第3代藩主・綱宗を祀る「善応殿」です。
綱宗は書画、和歌、能などの芸能分野に才能を発揮し、秀作を数多く残しました。

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仙台城跡の本丸跡に立つ伊達政宗公騎馬像です。
カッコよろしいな。

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本丸跡からは仙台の街並みが綺麗に見えます。

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本丸跡の廻りを散策。山城のため比較的石垣は少ないのですが、本丸北側の石垣は約17mの高さがあり、なかなかええ眺めです。

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国際センター駅前には、羽生結弦選手のサイン入りモニュメントが建っています。
仙台は、日本フィギュアスケート発祥の地でもあります。

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三居沢電気百年館です。
東北で初めて電気のあかりがともりました。明治21年(1888)。今から130年前のことです。それを記念して1988年に建てられたのもです。

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水力発電所の中がガラス越しで見られます。
無人で発電機が働いています。

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百年館の前には、水力発電発祥之地の碑があります。

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百年館の横には、三居沢発電所があります。
国指定有形文化財でもあります。なかなか趣のある建物です。

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大崎八幡宮です。
伊達政宗の命により慶長12年(1607)に造営され、社殿は安土桃山時代の遺構として国宝に指定されています。が、七五三のお祝いのステージが設えられていて、全容が見えませんでした。残念。

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仙台の食で、これは外せません。牛たん屋で昼食です。
定食は牛たん焼きに、麦ご飯とテールスープがついてきます。牛たん焼き4枚で1500円です。厚切りにしたタンが美味しいです。お昼をまわっていたのですが、結構人が入っていました。

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お腹もいっぱいになったので、散歩です。
定禅寺通り。ケヤキ並木が700m続く散策路です。12月になれば数十万個のイルミーネーションがともり、光のページェントが開催されます。電気の下準備がなされていました。

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晩翠草堂です。
土井晩翠が晩年を過ごした建物です。「荒城の月」の作詞者とは知りませんでした。

朝から夕方まで、いろいろな仙台を見ることが出来ました。
ようやく訪れることが出来た仙台。思っていた以上に奥深い街でした。


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落語の落後の楽語 奉祝 第150回 [落語]

2018年7月4日(水)

仕事が暇なので、仕事をさぼって落語会に行ってきました。
場所は、玉水記念館です。
金光教が運営している記念館です。
ここで落語会をやっているのも初めて知りました。
信心はしていませんが今回で150回目、落語に貢献してくれているのは有難いことです。

今回は、かい枝&吉弥 300倍だよ二人会 と銘打っての落語会です。
いつもは、かい枝さんと吉弥さんが、月替わりで演じているそうです。
150回を記念して二人会となっています。限定250席です。

電話で予約していましたが、指定席ではないので開場30分前に行きました。
すでに、ロビーには50名くらいのお客さんが。なかなかの人気です。
木戸銭は、1000円です。入りは、8割りくらいです。

演目は、
桂弥っこ 「天災」
桂吉弥 「はてなの茶碗」
桂かい枝 「子は鎹」

開口一番は、弥っこさんです。
出囃子が録音なのが、ちょっと残念。木戸銭が安いので仕方ないのかな。
吉弥さんの2番弟子、29歳と若いです。
若者らしく、ハキハキと元気な落語でよかったです。

吉弥さんは、テレビにもよく出ていて人気者です。
テレビで拝見していても落語を演じていても、陽気で明るい人柄がよく出ています。
マクラで茨木で行なっている「春日寄席」の話しが面白かったです。
機会があれば、観にいってみたいです。

かい枝さんは、テレビで観て面白いなと思い、生で観たくて今回足を運びました。

声の抑揚が大きく色々と使い分け、表情が豊かで、動きが大きく、英語落語もなさっている。
タイプは違いますが、枝雀さんを彷彿とさせる落語家で、テレビで観るよりも数倍面白かったです。ますます好きになりました。
「子は鎹」は泣かせる場面もあるのですが、そこで笑っている人がいて、それはちゃうやろと突っ込んでしまいました。しっかりと話しを聞いて欲しいと思います。

落語会のあとは、プレゼントの抽選会です。
2割りくらいの人に当たるくらい沢山のプレゼントがあったのですが、くじ運のない私はかすりもしませんでした。トホホ・・・。

昨日の雀三郎さん一門もそうですが、今日の出演者も大卒です。雀五郎さんだけ中退です。
上岡龍太郎さんが、ハミ出しもんで腕の立つのがヤクザ、口が立つのが芸人になるとゆうてましたが、隔世の感がありますね。

平日の昼間なので、次さぼれるのがいつになるか分かりませんが、また行きたい落語会です。

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第67回梅田にぎわい亭 [落語]

2018年7月3日(火)

桂雀三郎一門による落語会です。
場所は、大阪駅前第2ビルにある大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室です。
昼夜2回公演です。

予約は出来ませんので、仕事が終わってから整理券をもらいに行きました。
開場18:30の1時間前から配布されます。17:00くらいに行きましたが、すでに何人か並んではりました。
常連さんらしく、出演者と話している人がいて、微笑ましいです。

買い物をすませ、開場前に戻ってきました。
木戸銭は1500円です。

入りは7割くらいです。常連さんの話しでは昼のほうが混んでいるとゆうことです。
せっかく早目に来たので、一番前で観ることに。
落語を一番前で観るのは初めてです。

演目は、
桂雀太 「青菜」
桂雀五朗 「くっしゃみ講釈」
桂雀喜 「皿屋敷」
桂雀三郎 「住吉駕籠」

夏らしいネタが2席です。

たまたま「梅田にぎわい亭」の事を知ったのですが、
雀五郎さんがラジオに出ていて、面白い人だと思って観てみたかったので足を運びました。
雀五郎さんは、プロレス好きで競馬が好きで、上方落語界一無口な男、しかも同郷です。
共通点が多く、もし私が落語家になっていたら雀五郎さんみたいなタイプかなと思うと親近感がわきます。

雀五郎さんは、無口な落語家らしくマクラなしでネタに入っていきます。
喜六の演じ方が、可愛らしてく面白かったです。

雀喜さんは初めて観ましたが、侍ヘアーになっていたのにはちょっとビックリ。師匠の雀三郎さんに憧れたのかな。話しぶりも雀三郎さんに一番よく似ていました。

トリは勿論、雀三郎さんです。
こちらは侍ヘアーではなくなっています。
久しぶりに生で雀三郎さんのネタを聞きましたが、迫力があって面白かったです。

ハコにもよるのでしょうが、落語会とゆうよりは勉強会とゆう雰囲気でした。
勉強会とゆうたら、お寺でやるのが多いと思っていましたが、上方落語家も増えていろんな場所でやっているんでしょうね。80席限定の小さなハコですので、落語を聴くのにはええとこです。

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志の輔らくご in 森ノ宮 2018 [落語]

2018年6月22日(金)

立川志の輔さんの落語会に行ってきました。

場所は、森ノ宮ピロティホール。ここでの志の輔らくごは、9回目です。
縄文・弥生時代から江戸時代初期の遺構や遺物を保存するために、特殊梁によるピロティ方式(高床式)を採用した全国でも珍しい劇場です。
客席1030席。落語会としては大きすぎるかなぁと思っていたのですが、傾斜があって 見やすかったです。
それは演者側も同じ思いで、志の輔さんも大きいがやりやすいとゆうてはりました。

開口一番は、お弟子さんで二席目が志の輔さんで「ハナコ」です。

志の輔ワールド満開の新作落語で、大爆笑の連続で笑い転げました。
志の輔さんは、大好きな落語家で何回もチケットを取ろうと思いながら取れず、今回ひょんなことで取れて念願かない、めっちゃ嬉しかったです。

新作落語は、いろんな落語家の作品を聞いてきましたが、ユーモア・発想・構成・風刺などなど志の輔さんが一番だと思います。映像で観るより生は、断然面白いです。

休憩を挟んで、副題にもなっている「大河への道〜伊能忠敬物語」です。
90分の大作ですが、あっとゆう間に90分がたっていました。感動の大作です。

伊能忠敬、50歳から歩いて測量し、日本で初めて地図を作った人とゆう認識くらいしかなかったです。
志の輔さんも、そんな認識だったのですが、伊能忠敬記念館を訪れて衝撃を受け、4年かけて新作落語に仕上げました。

商人だった三治郎は、天明の大飢饉で村の人々を救い苗字帯刀を許され、伊能忠敬となりました。
50歳で家督をゆずり隠居し、房総から江戸に出て19歳年下の天文学者、高橋至時に弟子入り。
55歳から17年かけて、4万km(地球一周分の距離)を歩き、 「伊能図」と呼ばれる日本地図を描きました。その動機は、「地球の大きさを知りたい」という好奇心からです。

最初は、自らの財産を使って北海道の南側を測量。
その完成度の高さから、幕府が費用を出してくれ通行手形を貰い、ひたすら歩いて測量。
72歳まで歩き続け、73歳で亡くなりました。
亡くなったことを幕府に隠して、その3年後に「伊能図」が完成。
忠敬は「伊能図」を目にすることは出来ませんでした。

人生50年と言われていた時代に、50歳から好奇心で、夢に挑む。
それから17年間諦めずに夢を追い続ける。何と素晴らしい人生。

こんな日本人がいたことを誇りに思います。
好奇心を持つこと夢を持つこと夢を追うことの素晴らしさに感動します。
そして、こんな落語を作って演じてくれた志の輔さんに感謝です。

志の輔さん、64歳。
体力がなくなってきたようなことをゆうてはりましたが、落語家としてはええ年代で円熟の境地に入り、みんなに笑いと感動を届けてくれるよう願っています。

人生、まだまだ夢なかば。

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ゴッホ展と運慶展 [国内旅行]

2017年11月18日(土)曇時々雨

運慶展が観たくて東京に行こうと思っていたのですが、貧乏人なので旅費が嵩むのが痛いです。
夜行バスが安いかなと考えながら探していると、LCCで東京から大阪の安い便がありました。
行きは貯まったマイルで片道無料で行けるので、東京行き決定。

行きは伊丹発8:00の便です。
出発45分前に空港着。座席指定もしていたので、すぐに保安検査場に向かいましたが、長蛇の列。
今まで見た中で一番長かったです。
それでもスムースに進んで15分くらいで検査完了です。

定刻よりも10分遅れの出発で、羽田着は15分遅れで9:25に到着。

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先ずは、時間調整でフジテレビへ。

昔はテレビ好きでしたが、今は落語や漫才などは見ますが、ドラマやバラエティは全く見なくなって、どの番組案内を見ても胸に刺さるものがありませんでした。
テレビっ子じゃないんやと実感しました。

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唯一興味を引いたのはサザエさんだけでした。

フジテレビから上野公園へ移動。

東京都美術館の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」へ。
この日は1月並みの気温で、しかも雨との天気予報。
ゴッホ展は混雑して入場待ちかもと思って厚着してきましたが、入場制限は無く、すぐに入れました。
朝早くは混んでるやろと思って、お昼前に来たのがよかったのかもしれません。
しかも混雑していると覚悟していたのですが、会場内もかなり空いています。
ガラガラとは言いませんが、ガラくらいです。
離れて絵画を眺めて、近づいて眺めてと、最近はとんと出来なかった鑑賞が出来、絵画ってこうやって鑑賞するのが本来の姿やなと感じました。

ゴッホの作品以外にも影響を受けた浮世絵の作品もあり、対比して見比べてみると面白かったです。

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お次は、この旅のメイン。「運慶展」です。
会場は東京国立博物館です。今年は、正月以来2回目の訪問です。
こちらも行列覚悟で来ましたが、入場制限は無かったです。
しかし会場内は激混みです。

作品の周りは人だかりです。
でも、絵画と違って、ぐるり360°から鑑賞できるので、ましです。
そう、お寺さんだと前から観るだけですが、ぐるりと鑑賞できるのが、また魅力の展覧会です。
運慶は、鎌倉新様式を築いた鎌倉時代の仏師です。
それまでの仏像の主流であった定朝様式から、豪放な力強さと写実に特色があり、その力強さと写実的な作風が東国の武士たちに好まれました。

運慶のデビュー作から、素晴らしい作品が並んでいます。
周りからは、かっけー、すごーいとゆう賞賛と驚きの声声。

私が一番感動したのは、「無著菩薩立像」と「世親菩薩立像」です。
無著・世親は4〜5世紀ごろ、インドに実在した高僧の兄弟。
興福寺では、平氏の南都焼き打ち後の1212(建歴2)年ごろに造られ、北円堂の本尊・弥勒如来像の左右に立つ。
無著像(高さ1.95m)、世親像(高さ1.92m)とも生きているような迫真性から、鎌倉時代の代表作として、日本史の教科書にもしばしば登場します。

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無著は袱紗を手にしていますが、中には何が入っているのでしょうか。
透徹した目が威厳を表しています。
背中から見ても無著と分かり、無著さんと声をかけたくなる雰囲気です。

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世親は、眉間に皺を寄せて、何かに耐えるような表情です。

運慶展を堪能して、宿に向かおうとしてところで、東博のロッカーに明日の飛行機のボーディングパスを忘れた事に気づきました。
急いで戻りましたが、ロッカーはすでに次の人が使っていて、ふさがっています。
インフォメーションで落し物の届けがないか聞いてみましたが、届いていません。
ロッカーの中を確認できませんかと聞いてみましたが、無理とのこと。
ロッカーを使っている人が帰ってくるか、会場が閉まってから来て下さいと言われましたが、金土は21時までの開場ですし、ロッカーを使っている人も今入場されたばかりで、何時間も帰ってこないと思われます。

明日の朝は早起きしなくてはいけないので、あきらめて宿へ。
自分のどんくささに情けなくなります。

気を取り直して、鶯谷駅の近くにある居酒屋へ。

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白レバーの炙りたたきです。
新鮮なレバーで美味しいです。

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名物の牛テール煮込みです。
寒い日は、あったかいものがご馳走です。

2017年11月19日(日)晴

早起きして、宿をチェックアウト。
予定より早目に成田空港へ向かいます。

今回利用のLCCは、バニラエアです。
第3ターミナルを利用していて、駅から730mと遠いです。
歩いて10分くらいは掛かります。

係りの人にボーデイングパスの再発行方法を聞くと、カウンターで予約番号をゆうか、支払ったクレジットカードがあればとの事ですが、支払いはクレジットではないし、予約番号は覚えていません。

諦めかけた時に、予約案内がメールで来ていたのを思い出して、急遽スマホでメールを探します。
普段はパソコンでメールしていますので、スマホでするのは初めて。
メルアドとパスワードを思い出しながら入力するのですが、スマホ入力は苦手やし、出発時間が迫ってくるし、アセアセです。
なんとか予約番号が分かり、カウンターへの行列に並びますが、長蛇の列。

バニラエアでは、カウンター手続きは出発の30分前までとなっていますが、残り10分しかありません。
機材繰りの関係で遅れを出すわけにいかないからだと思います。
が、並んでいるのは千歳行きと関空行きの客ばかりで、これはバニラエアの処理能力とお客さんの対応の悪さで、時間が掛かっているようです。

LCCは安さが魅力です。
しかし、安いから飛行機の利用に慣れていない人も多く利用していて、カウンターで荷物が重量オーバーになっていて、スーツケースをひっくり返している人もいて、利用前に利用方法をよく勉強して欲しいとお願いしておきます。

そんなこんなで、なんとかボーデイングパスの再発行が出来、急いで保安検査場は。
すでに搭乗は始まっています。
飛行機までは、連絡バスでの移動です。
なんとか機上の人となりました。
出発は結局、遅れていました。

バニラエアは関空では第1ターミナルに着きました。
関空での利用は便利です。


教訓。予約番号はどっかにメモしておきましょう。



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桂塩鯛 第46回茨木落語会 [落語]

2017年11月11日(土)

桂塩鯛さんの落語会に行ってきました。
場所は、茨木市のクリエイトセンターです。

桂塩鯛さんを生で見るのは初めてです。
この会場での落語会は長いこと続いていて、今回が第46回です。
2階まである会場で、426席ある大きな会場です。入りは、7分くらいです。
仕事との兼ね合いがつかず、1年9ヶ月振りの落語会。楽しみです。

演目は、
桂二葉「つる」
桂塩鯛「住吉駕籠」
中入
桂吉の丞「ふぐ鍋」
桂塩鯛「花筏」

開口一番は、桂二葉(によう)さんです。
米二さんの弟子で、女性落語家です。
二葉さんのことは知っていましたが、見るのは初めてです。
自分でもゆうてはりましたが、声が高いです。
早く終わりますよとゆうた通り15分のネタでした。
女性落語家としてのイロが出ると、もっと面白くなるかなと感じました。

2席目は、塩鯛さんです。
ネタは大ネタの住吉駕籠。
たっぷり50分の熱演でした。
ちょっと噛むところが多くて、笑いの渦までとはいかず、ちょっと残念でした。

中入です。

3席目は、吉の丞さんです。
師匠の吉朝さんもよく演られていた「ふぐ鍋」です。
しっかりとした話口調で、よくお稽古されてるなと感じました。

二葉さんが、お茶子さんをしていましたが、口座がえしのときに房を整えなかったのが気になったのですが、私が細かすぎるのでしょうか。

4席目は、塩鯛さんです。
お馴染みの「花筏」です。明日から九州場所とゆうこともありタイムリーなネタです。
こちらのネタのほうが、塩鯛さんの人に合ってるなと感じました。

終演は21時10分。
落語会としては19時開演と遅い落語会ですが、塩鯛さんが最後に次回からは18時開演になります、早く飲みに行きたいので、とゆうてはりましたが、お客さんも終演後ゆっくり飲めるので、ええんちゃうんと思いました。

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