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『琳派 京を彩る』 〜京都国立博物館 [絵画鑑賞]

2015年10月30日(金)曇

今年は、「琳派」という流派が誕生してから400年になります。
いろいろな展覧会がありますが、最大とゆうてもええ展覧会です。

この展覧会の目玉は、琳派を代表する絵師、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一が描いた「風神雷神図屏風」が同時に鑑賞できます。3作品が揃うは関西では75年ぶりです。次に揃うのは、100年後かも?
そう思うと、琳派400年の年を迎えられたことに感謝です。

3作品が揃うのは、27日から11月8日までです。
したがって、その間は混み混みです。
事前に混雑状況がツイッターで分かるのですが、見ていたら最高で180分待ちとなっていました。

大阪から京阪電車で京都に向かいましたが、なぜかいつもより混んでいます。
紅葉には早いし、この人達は、いずこへ行くのでしょうか?
七条駅で、どっと人が降りたら、京博へ行くんちゃうかと思っていましたが、そんなには降りませんでした。

待ち時間は、50分となっていましたので、素直に並びました。
一人だと時間を持て余していたかもしれまんせが、友達と来ていたので、そんなに長くは感じられませんでした。期待を高めてくれる時間と思って、入場を待ちました。

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なが〜い行列。
展覧会が催されているのは、昨年できた平成知新館です。
京博を訪れることが初めてです。
シンプルすぎて面白みを感じない建物です。

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看板は、宗達の風神雷神図屏風です。

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こちらは、宮内省内匠寮技師片山東熊設計の旧・帝国京都博物館本館である明治古都館です。
煉瓦造平屋建て、フレンチルネサンス様式の建物で、1895年(明治28年)10月に竣工しました。
趣のある、ええ建物です。

入るまでは時間が掛かり、中も混んでいましたが、人垣が3重4重とゆうとこまではいってませんでしたので、まあまあじっくりと観ることが出来ました。
でも、中には作品の前でじっと立ち止まって観る人がいてて、全然進まないこともありました。
じっくりと観たい気持ちは分かりますが、混んでいる時はゆっくりと進みならが鑑賞して欲しいなと思います。
係員が立ち止まらないように注意するのも必要かなと思います。

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上から、宗達、光琳、抱一の風神雷神図屏風です。
宗達は国宝、光琳は重文です。
それぞれの作品は、100年ほど製作年が違います。
抱一の作品は、色使いや筆致が現代絵画に近いなと感じました。
宗達、光琳は甲乙付けがたいでが、構図で宗達の作品のほうが好きです。

今回の展覧会では、国宝が5点展示されていました。
国宝は、なるほど素晴らしいと感じさせてくれる作品がほとんどですが、
1点、えぇこれが国宝と感じる作品がありましたが、何かいわれがあるのでしょうか。

人が多くて、観るのに疲れましたが、風神雷神図屏風以外にも素晴らしい作品が多く、ええ展覧会でした。
2月に頂妙寺に観にいった宗達の牛図も展示されていて、再会できて嬉しかったです。

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帰りは、鴨川沿いを散歩しながら、帰りました。
紅葉にはまだ早いですが、ほんのりと色づいている木木もあり、秋の本格的な訪れも、もうすぐやなぁと感じました。


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